音楽の夢を諦めたくない人、音楽大学や専門学校を考えている人へ
- 2025.02.27
- 2025.02.28
- プロになる方法・音大進学

今回は、Paul Gavinが解説する「音楽の学位を取った?音大に行った?それで、あなたは何がしたいの?」をまとめました。
Paulは南フロリダ大学の音楽パフォーマンス学部ジャズ専攻出身で、現在はフリーランスのプロドラマーとして活動しており、作曲や講師業も行なっています。
そんな彼が「音大に行ってどうするの?」「音楽家になるなんてやめた方がいいよ」と言われて悩んでいる人に向けて、熱いメッセージを送ります。
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よくある質問「音大に行ってどうするの?卒業後は何するの?」
音楽大学・専門学校に行った人や進学を考えている人は、次のようなことを聞かれることが多いでしょう。
「卒業後は何するの?」
世の中の大半の人は、9時〜17時の仕事や毎月決まった給料をもらえる仕事に就いたり、そのような仕事の仕方に慣れています。
そのため、プロのミュージシャンになることや、フリーランスなどの起業に近いことに関しては知見がありません。
純粋に疑問に思って聞いているだけの人もいるので、そのような質問をする人がいてもあまり怒らないでほしいです。
一方で、何か言いたいことがあるからそのような質問をする人もいます。
「音大に行ってどうすんの?w」のような、少し小馬鹿にするニュアンスで聞いてくる人です。
そのような人を相手にしていてもしょうがないですが、僕ならこのように答えます。
僕はこれらのことを、自信を持って言えます。
自信を持って言えるほど努力をしてきたし、目的を持って音楽系の学校にも行ったからです。
「音楽の夢を追いかける勇気」は誰かにとって不快になる
さて、このように「音大に行ってどうすんの?w」と僕らを馬鹿にしてくるような人たちは、いったいなぜこんなことを言ってくるのでしょうか?
それは、おそらく僕らが持っているような「勇気」は現代社会ではとても珍しく、そのような勇気はその人たちにとって不快なものになっているからでしょう。
現代では、多くの人が「給料が安定して社会的に評価されるような仕事に就いた方がいい」と思っています。
医者や弁護士などがその典型例です。
「あの人よりももっと高い年収がほしい」「あの人よりもっと偉くなりたい」などの競争社会が広がっています。
しかし、僕らはそのような社会や生き方を拒否して、音楽への情熱を追いかけているのです。
そんな僕らが持っている情熱や勇気を、その人たちは不快に思っているのです。
音楽の夢を諦めた人に待っている人生
僕がライブで演奏し終わった後に、このような言葉をかけてくる人がいます。
そのような人はだいたい50~60代なのですが、その歳から音楽のキャリアを始めるのはもう遅すぎると思っているのでしょう。
僕は「遅すぎる」なんてことはないと思いますが、彼らがそう思っているのなら、彼らにとってはそうなのかもしれません。
昔は音楽に対して情熱を持っていたけれど、夢を諦めてしまい、諦めたことをその先の人生でずっと苦しく思っているのです。
ちなみに「音楽の道を選ぶリスク」と「音楽の道を選ばないリスク」については、こちらの記事でも触れられています↓
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音楽の道を批判する人のこともファンにしてしまおう
でも、僕もあなたもそのような人たちとは違います。
僕らはこの情熱を持ち続け、夢を追いかけ、さまざまな壁に立ち向かっていくのです。
夢を追いかけることを諦めたような人たち、勇気を持てないような人たちが発する心無い言葉にも、僕らは負けないのです。
むしろ、そのような人たちのこともファンにできるようなミュージシャンになりましょう。
「僕は今こんなことをしてるんだよ」と自分の活動を積極的にシェアすることで、否定的な意見を持っていた人たちも考えを変えるでしょう。
音楽の夢を諦めたくない人、音楽大学や専門学校を考えている人へ
音楽を仕事にすることに対して、ネガティブなことを言ってくる人もいるでしょう。
でも、僕らは同じ情熱を持った仲間です。
みんなでしっかり肩を組んで、一緒に高め合っていきましょう!
以上が「音楽の夢を諦めたくない人、音楽大学や専門学校を考えている人へ」でした。
当サイトでは他にもバークリー音大やジュリアード音楽院の現役生・卒業生による体験談をまとめていますので、ぜひこちらも参考にしてください。
(音大進学に関しては肯定的な意見から否定的な意見までさまざまありますので、ぜひいろいろな意見を見てみてください)
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