あなたが作曲・DTMで知るべき7つのテクニック【海外プロが教える】
前回の「楽曲制作であなたが知るべき6つのこと」に続く、DTMで使えるテクニック集Part2です。
これらはプロも使っているテクニックで、よりレベルの高い楽曲制作をするために欠かせない技術。
どれもすぐに実践できるかんたんなテクニックですので、ぜひマスターしましょう!
スポンサードサーチ
DTMテクニック1.スマートにワブルサウンドを作る方法
2.ドラムパートを入れる
3.ストリングスにボリュームコントロールのプラグインを挿入
4.オートメーションでボリュームコントロールを操作する
ここでワブルサウンドを作るには、オートメーションで波打った線を描かなくてはなりません。
しかしFL Studioの場合、オートメーションの線の形を選ぶことができます。
「Wave」を選択するとキレイに波打った形になり、この状態で再生すると、ワブルサウンドに聞こえるようになります。
0:41~2:25
よりひねりを加えるには?
波の形をところどころ変えるのがオススメです。
振幅をだんだん大きくしたり、振動数をだんだん少なくしたりするとおもしろくなります。
ただし、あまりにも振動数を増やすとめちゃくちゃになってしまいますので、ご注意ください。
DTMテクニック2. 自然なPadを作る
まっさらな状態から、オーガニックなPadを作る手順です。
この手順通りに進めると、シンセの音作りの練習にもなります。
Sylenth1を使って解説を進めていますが、MassiveやSerumなど他のシンセサイザーでもできる内容です。
1. Sylenth1を立ち上げる
2. Presetをリセットする(Init Preset)
3. Polyphonyの値を16にする
4.RETRIGをOFFにする
5. OSC1のVOICESとDetuneを上げる
6.OSC2も同様にVOICESとDetuneを上げ、オクターブも1上げる
7. Low PassフィルターをONにする
8. やわらかい音色になるよう、CUTOFFとResonanceを調整する(少しでOK)
9. Reverbを追加する
10. OSCにあるPhaseをLFOで操作する
LFOのうち、上段を「PhaseAB」をセット。Rateは時計の針の1時ぐらい。
下段は「CUTOFF AB」をセット、Rateは12時と1時の間ぐらい。
実際の手順はこちら↓(2:25~3:15)
スポンサードサーチ
DTMテクニック3. ゴミ箱でスッキリ
例えばトラックを1つ作り、そこからドラムループを探すとしましょう。
いい感じのドラムループが見つかった…と思ったら、ここで新たな問題が発生します。
「オーディオクリップ(トラック)が大量に生成されてしまう」という問題です。
FL Studioでなくても、使わないトラックや画面上から削除したはずのオーディオデータがプロジェクトに残っているということがあります。
「何かが大量に作成される」というのは、コンピューターの負荷の増大にもつながってしまいます。
これを解決するには、「Tools -> Macros -> Purge Unused Audio Clips」を行います。
DAWによっては、「プロジェクトの整理」「未使用のオーディオファイルを削除」などのワードでヒットする機能です。
これで、いらないトラックやデータをすっきりゴミ箱にいれることができます!
実際の例↓(3:15~4:09)
DTMテクニック4. サクっとチャンネルミキシング
例えばボーカルをトラックA、トラックBと2つに分けているとしましょう。
でも使ったプラグインを1つずつコピペするのはめんどくさい…
こんなときは、トラックAのチャンネル情報をまるごとコピーしてしまいましょう。
FL Studioの場合、「Save mixer track state as…」でミキサー情報をコピーできます。
他のDAWでも同じ機能が付いているものがありますので、「DAW名 プラグイン コピー」「DAW名 チャンネル コピー」などで調べるとよいでしょう。
実際の手順はこちら↓(4:09~5:02)
スポンサードサーチ
DTMテクニック5. イケてるオーケストラサウンドを無料でGET
実は、この動画で使用されているストリングスとピアノ音源は無料音源です。
これらはSpitfire Audioが無料配布している音源で、VSTに対応しているDAWなら誰でも使うことができます。
DTMテクニック6. ボーカルに厚みを持たせる
多くの場合、BメロはAメロより少しだけパワフルなサウンドに仕上げたいですよね。
そのときに使えるテクニックが「ダブリング」です。
ここで重要なのは「トラックをコピーしない」ということ。
メインボーカルと同じテイクは使用せず、別テイクを使ってください。
ボーカルにおける効果的なダブリングトラックの作り方
2. ダブリングしたら、ダブリング用トラックにリバーブをかける<
メインボーカルよりも多めにリバーブをかけるのがコツ。
3.ダブリングトラックを左右に広げる
(WavesのS1Imagerなどを使うか、ダブリングトラックを2つ以上用意+それぞれPanを左右に振る)
これで、より厚みのある、広がりのあるボーカルサウンドになります!
実際の手順はこちら↓(5:49~7:22)
スポンサードサーチ
DTMテクニック7. Voriesをチャンネル登録!
Voriesは音楽制作に役立つさまざまな動画を配信しています。
チャンネル登録すれば、あなたのスキルアップ間違いなし!
(正直なところ、7個目のTipsを見つけられなかったそうです)
動画で使用しているDAW
当サイトでは他にもDTMテクニックをご紹介していますので、ぜひこちらもご覧ください↓
-
前の記事
今すぐDTMで使える作曲テクニック6選【海外プロが教える】 2019.08.04
-
次の記事
【DTM】Martin Garrix風Future Bassの作り方 2019.09.01