「ステレオレシーバー」「AVレシーバー」の違いとは?【オーディオ】
- 2024.11.04
- 2024.11.08
- オーディオ
今回は「ステレオレシーバー」「AVレシーバー」の違いをまとめました。
ターンテーブルを使ってレコードを再生するときに使うのが、こちらの4つのアイテムです。
・プリアンプ
・パワーアンプもしくはレシーバー
・スピーカー
好みや再生環境によって使うもの・使わないものはそれぞれですが、基本的にはこれら3つを使います。
ターンテーブルは「レコード盤を設置するもの」、スピーカーは「音を出すもの」というイメージがあると思いますが、「レシーバー」に関してはあまりなじみがないかもしれません。
そこでこの記事では、「そもそもレシーバーとは何か?」「ステレオレシーバーとAVレシーバーの違いは何か?」について解説します。
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レシーバー(Reveiver)とは?
「レシーバー」は、ラジオ(FMチューナー等)や映像入力にも対応しているアンプのことです。
レシーバーには2つの種類があり、「ステレオレシーバー」と「AV(オーディオビデオ)レシーバー」の2つがあります。
ステレオレシーバーとは?
「ステレオレシーバー」は、オーディオ(音声)を聞くためのレシーバーです。
RCA端子やAUX端子、Bluetoothから信号を受け取ります。
最も特徴的なのは、ソースセレクションがある点です。
ソース(音源)を選択できる、つまりどの機械から入ってきた音をスピーカーから鳴らすのかを決めることができます。
この機能によってインプット(INPUT)を切り替えることができるので、1台で「RCA端子から入ってきた音」「AUX端子から入ってきた音」「Bluetoothから受信した音」を選ぶことができます。
またイコライザー機能が付いていることも多く、低音を強くしたり、高音域を強くしたりすることもできます。
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AVレシーバーとは?
「AVレシーバー」とは、オーディオ(音声)も映像も楽しめるレシーバーのことです。
オーディオ入力と映像入力の両方に対応しているため、背面には端子がズラっと並んでいます。
AVレシーバーを使うときは、まずDVD/Blue-rayプレイヤーやゲーム機などの映像・音声を読み込むデバイスをつなぎ(上記画像のうちの青線)、それをスピーカーにつないで音を出したり(赤線)、テレビやディスプレイにつないで映像を出力したりします(黄色線)。
AVレシーバーの大きなメリットは、サラウンドに対応している点です。
現在多くのレシーバーでは5.1chサラウンドに対応しており、スピーカー5台+サブウーハー1台を想定した迫力のあるサウンドを楽しむことができます。
そのため、映画やゲームをサラウンド環境で楽しむにはAVレシーバーを使うのがおすすめです。
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「プリアンプ」「パワーアンプ」「ステレオレシーバー」「AVレシーバー」どれを使うべき?
ここまでの説明を聞くと「AVレシーバーの方が機能が多く万能なのではないか?」「AVレシーバーを買えばいいのではないか?」「ただのアンプやステレオレシーバーはいらないのではないか?」と思うかもしれません。
しかし、アナログレコードやハイレゾなどの高音質のサウンドを楽しみたい場合は、AVレシーバーではなくアンプやステレオレシーバーの方がキレイな音で聞けることが多いです。
・音質にこだわりたい
・音質にこだわりたい
・ラジオも聞く
・映画やゲームなど、映像と音楽の両方を楽しむことが多い
・サラウンドで聞きたい
・アンプやレシーバーに関しては初心者で、これから購入を考えている
なお、プリアンプとパワーアンプの違いについてはこちらでまとめていますので、ぜひご覧ください↓
Receivers vs Amplifiers! Everything you need to know!
Receivers vs Amplifiers! Everything you need to know!
The difference between stereo receiver vs amplifier?
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