【音楽ジャンル】ラグタイムとは?【概要編】
今回はこのような疑問にお答えする内容です。
今回はPart1として、ラグタイムのざっくりとした解説をしていきます。
誰もが一度は聞いたことがあるであろう音楽ですが、その詳細についてはあまり知らない方も多いでしょう。
こちらのシリーズでは音楽的な特徴から歴史までを幅広くご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
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ラグタイムとは?
ラグタイム(Rag-time)は、1985年から1919年にかけて人気を博した音楽スタイルのことです。
シンコペーションを使っていたり、不規則な(Ragged)リズムが特徴的です。
Scott Joplinの「The Entertainer」や「Maple Leaf Rag」が最も有名なラグタイムの楽曲でしょう。
ラグタイムはどんな音楽から影響を受けている?
ケークウォークやフォーク、マーチ、クラシックブルースから影響を受けています。
ケークウォーク(ダンス)
フォーク
マーチ
クラシックブルース
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ラグタイムはいつ、どこではじまった?
ラグタイムは19世紀後半に、アメリカのセントルイス(中西部)の街にあったアフリカ系アメリカ人のコミュニティで始まりました。
そこから北アメリカを中心に人気を広げ、1885年にErnest Hoganが「All Coons Look Alike to Me」と「La Pas Ma La」をリリースして大ヒットしてから、ラグタイムの人気は続きました。
日本人でもなじみのあるScott Joplinの「Maple Leaf Rag」は1899年に、「The Entertainer」は1902年にリリースされた楽曲です。
ラグタイムは1899年から1917年までの間に根強い人気がありましたが、1920年代に入るとビッグバンド(ジャズの一種)に人気が流れ、1970年代にリバイバルが起こるまでは人気が再熱しませんでした。
その他、ラグタイムの歴史については、Part3で詳しく解説しています。
つづき「ラグタイムの音楽的な特徴」↓
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