【作曲・DTM】オーケストレーションとは?【初心者向けに解説!】
- 2023.04.14
- 2024.11.17
- アレンジ
今回は、PUNKADEMIC Courseが解説する「オーケストレーションとは?」をまとめました。
実際に音楽大学でもオーケストレーションを教えている解説者本人が、「オーケストレーションとは何か?」についてわかりやすく解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。
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オーケストレーション(Orchestration)とは?
オーケストレーション(Orchestration)とは、「オーケストラ用に作曲すること」と「オーケストラ音楽をよりよく聞かせること」の2つに分けられます。
1つ目の「オーケストラ用に作曲すること」は、映画音楽など特定のシーン向けに、オーケストラの楽曲を作ることです。
2つ目の「オーケストラ音楽をよりよく聞かせること」は、DAWやプラグイン・音源などのツールを使って、その音楽を「いい音楽」にすることです。
音楽大学で教わるオーケストレーションの内容2つ
音楽大学では、昔からこれら2つのことについて教わる傾向があります。
・オーケストレーション(Orchestration)
インストゥルメンテーション(Instrumentation)とオーケストレーション(Orchestration)
「インストゥルメンテーション」は基本的に最初に教わるもので、音楽で使う楽器がどのように動くかを学びます。
一方「オーケストレーション」では、音をどのように作っていくかを学びます。
絵に言い換えると、インストゥルメンテーションでは「絵具の種類や色」について学び、オーケストレーションでは「その絵具や色をどのように混ぜ、どのような色を作っていくか・塗っていくか?」を学びます。
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オーケストレーションの知識が必要になるシーン
例えば「ピアノで書かれた曲をフルオーケストラ版にする」というときや、「管楽器四重奏の曲を、フルオーケストラ版にする」というときなどに、インストゥルメンテーションとオーケストレーションの知識が必要になります。
このとき、「異なる多くの音を、いかに組み合わせて音楽を作っていくか?」が重要なポイントです。
オーケストレーションの例
例えば、ブラームスの「Symphony No.1 in C Minor. Op. 68」の楽譜を見てみましょう。
4本のホルンパートがあり、楽譜上では2段に分けられています。
基本的に上の段の方が高い音域を担当しますが、ここではなぜ音域が低い方(in E)が、音域が高い方よりも高い音程でメロディーを担当しているのか、疑問に思いませんか?
低い音域を担当するのなら、高い音域の方(in C)に演奏してもらえればいいと思うでしょう。
他にも、バイオリンが2本あり、オクターブ違いで演奏しています。
オーケストレーションではそれを考えていくのです。
以上で解説は終了です!
当サイトでは、他にもオーケストラ系サウンドに関する記事を多数ご紹介していますので、ぜひ併せてご覧ください↓
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