【音楽】アップビート・ダウンビート・オンビート・オフビート・バックビートの違い
今回はこのようなお悩みにお答えする内容です。
名前が似ているので混乱する人もいるかもしれませんが、この記事を読めばサクっと覚えられます!
参考:How to play upbeats and downbeats from a music sheet
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アップビート(Up Beat)とダウンビート(Down Beat)
アップビートは「裏拍」、ダウンビートは「表拍」のことです。
1小節を数える時に「1と・2と・3と・4と」と数えることがありますが、この数字の部分がダウンビートで、「と」の部分がアップビートです。
英語だと「1 and, 2 and, 3 and, 4 and」と数えますが、「and」の部分がアップビートです。
画像:https://youtu.be/sOUnDNa-vNo
なんとなく「アップ=表」というイメージがあるかもしれませんが、重心がかかる部分がダウンビートになります。
4/4拍子の指揮をする時は、表拍で手を振り下げ(down)、裏拍で手を振り上げます(up)。
ドラムで言うと、片手で4分音符を叩く時、スティックを「振り下げたとき(down)」がダウンビート、スティックを「振り上げたとき(up)」がアップビートになります。
3:34~
オンビート(On Beat)とオフビート(Off Beat)
オンビートは「通常の強拍」で、オフビートは「通常の強拍からズレているところ」を表します。
例えば4/4拍子の場合、通常は1・3拍目に強拍が置かれます。
そのため、4/4においてのオンビートは「1拍目と3拍目」で、オフビートは「2拍目と4拍目」になります。
一般的に、オンビートにはバスドラム、オフビートにスネアドラムを使うことが多いです。
オフビートは「強拍からズレているところ」という意味なので、ジャンルによっては「表拍=強拍、裏拍=オフビート」になることもあります。
オンビートでバスドラム、オフビートでスネアドラムを鳴らす例
5:54~5:59
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バックビート
バックビートは、アクセントが置かれる拍のことです。
多くの楽曲では2・4拍目をアクセントに置くので2・4拍目をバックビートとすることが多いです。
つまり、バックビートとオフビートが同じになることがあります。
しかし、ジャンルや曲によってはバックビートを2・4拍目からズラしてプレイされることもあります。
バックビートが2・4拍目に来ている例
1:13~
バックビートが2拍目・3拍目16分ウラに来ている例
1:23~
バックビートが2拍目・4拍目16分ウラに来ている例
1:58~
2:27~
バックビートが2拍目・4拍目8分ウラに来ている例
2:40~
アップビート・ダウンビート・オンビート・オフビート・バックビートの違いまとめ
以上が「アップビート・ダウンビート・オンビート・オフビート・バックビートの違い」でした。
ダウンビート:表拍
オンビート:通常の強拍
オフビート:通常の強拍からズレているところ
バックビート:アクセントが置かれる拍(基本は2・4拍目だが、曲によっては違うこともある)
当サイトでは他にも様々なリズムについて解説していますので、ぜひこちらも合わせてご覧ください↓
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