【バンド】デスメタル系ドラムのミックステクニック【ルームマイク編】
- 2023.03.05
- 2024.11.18
- ミキシングのコツ
今回は、Kohlekeller Studioが解説する「メタルドラムのミキシングテクニック」をまとめました。
こちらでは「ルームマイク編」として、ルームマイクの音に関するミキシングテクニックを解説しています。
動画内では、オーストラリア系フランス人によるデスメタルバンド「Monument Of Misanthrophy」の楽曲「Exeptionally Sandistic」で実際に使われたミキシングテクニックを、ミックスを担当した本人が惜しみなく公開しています。
楽曲はこちら↓
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ドラムサウンドをチェック
この楽曲のドラムをソロで聞くと、このようになります↓
それでは、ルームマイクの音のミックスについて詳しく解説していきます。
バイパスの状態を聞いてみよう
まずはじめに、何もエフェクトをかけていない状態の音を聞いてみましょう。
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soundtoys社「「DEVIL LOC」を使う
まずはじめに使ったのが、soundtoys社の「DEVIL-LOC」です。
僕(Kristian Kohle)のお気に入りのプラグインで、強くコンプレッションをかけたい時によく使います。
バイパス時と比べてみると、小さくヒットした時の音がしっかり持ち上げられていることがわかります。
Fabfilter社「Pro-Q」を使う
次はFabfilter社「Pro-Q」で、シンバル類が目立ちすぎないようにハイカットをします。
EQでこのように調整することで、ドラム全体のテイストは大きく変えずに、シンバル類だけ適切に抑えることができます。
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音量調整をする
このルームマイクの音も、ドラム全体の音と一緒に聞きながら調整しています。
※動画内では解説されていませんが、リバーブ編で解説した「drumverb」のリバーブもかけています
さて、今回のルームマイク編はここで終わりです。
次回は「ドラムバス編」として、ドラムのバストラックに関するミックステクニックを解説していきます↓
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