【DTM】Reveal Sound社のシンセ「Spire」の使い方 コンプリートガイド #5 Amp・Macro・Voicing・Glide
- 2024.06.28
- シンセ
今回は、Zen Worldが教える「Spireの使い方コンプリードガイド」のうち「FX(エフェクト)」に関する部分をまとめました。
Spireを持っているけどイマイチ使い方がわかっていない…という方も、このシリーズを見れば「これでどんな音も自分で作れるようになる!」というレベルまで到達できます。
このシリーズを見て、Spireマスターになりましょう!
#1 オシレーター(OSC)
#2 フィルター(Filter)
#3 モジュレーター(Modulators)
#4 FX(エフェクト)
#5 Amp・Macro・Voicing・Glide
#6 その他便利機能
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はじめに:今回解説する機能とパラメータ一覧
今回は、以下の機能やパラメータについて解説します。
・x-comp
・velocity
・volume
・warm、soft、boost
・EQボタン
・freq
・Q
・level
・mode
・voicing
・Glide
・LOG
・bender up/down
・DRIFT
・transpose
・pitch
・mod
・micro tuning
・マクロ(macro)
Ampセクション(Master Out、画面右下)
画面右下にあるAmpセクション(Master Out)では、音全体にコンプレッサーやEQをかけることができます。
x-comp(マルチバンドコンプレッサー)
x-compはマルチバンドコンプレッサーで、パラメーターを大きくするほど音全体に強くコンプレッションがかかります。
velocity(ベロシティー)
ベロシティの感度量を調整します。
ツマミを中央に設定すると、MIDIノートのベロシティーが変わっても音量が変化しません。
右に振るとMIDIノートのベロシティ通りに音量が変化し、左に振るとMIDIノートのベロシティとは逆の音量になります。
volume
音全体の音量を調整します。
warm、soft、boost
グラフにある「warm」をONにすると温かみが加えられ、「soft」をONにするとソフトな音になり、「boost」をONにすると全体の音量をブーストします。
EQセクション
EQセクションでは、音全体にEQをかけることができます。
Spireでは「ローシェルフ」「ピーク(ベル)」「ハイシェルフ」の3バンド使うことができます。
EQを使用するには、「EQ」ボタンをクリックしてオレンジ色に点灯させます。
Q:Q幅を変更します
level:EQの増減を決めます
EQのシェイプは上記画像のボタンから変更でき、左から順に「ローシェルフ」「ピーク(ベル)」「ハイシェルフ」のシェイプです。
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Voicing(ボイシング)
Spire画面上部にある「mode」と「voicing」では、ボイシングに関わる設定をすることができます。
mode(モード)
ここで設定したモードによって、画面左下にある「Glide(ポルタメント)」の動きも変わります。
Glide(ポルタメント)に関するモードを変更できます。
ピッチは、押された音符上ですぐに開始されず、選択された音符までグライド(ポルタメント)します。
エンベロープは新しいノートが打鍵されるごとにリトリガーされます。
2つの音符が同時に押された時のピッチは、最後に押された音符にグライド(レガート)します。
エンベロープは新しいノートが打鍵されるごとにリトリガーされます。
ピッチは、押された音符上ですぐに開始されず、選択された音符までグライド(ポルタメント)します。
エンベロープは、最初の打鍵した音符に対してトリガーされ、離鍵されて新しいノートが押された時のみエンベロープはリトリガーされます。
2つの音符が同時に押された時のピッチは、最後に押された音符にグライド(レガート)します。
エンベロープは、最初の打鍵した音符に対してトリガーされ、離鍵されて新しいノートが押された時のみエンベロープはリトリガーされます。
ピッチは、押された音符上ですぐに開始されず、選択された音符までグライド(ポルタメント)されます。
2つの音符が同時に押された時のピッチは、最後に押された音符にグライド(レガート)します。
voicing(ボイシング)
最大同時発音数を変更できます。
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glideセクション
Spire画面左下にあるglideセクションでは、glide(ポルタメント)に関する設定ができます。
ツマミ:Glideの速さを変更します
bender:upはピッチベンドにおける最大値、downはピッチベンドにおける最低値を決めます。
DRIFT:ONにするとドリフト機能がONになり、ピッチが±3の範囲でランダムに変化します。
pitchホイール:ピッチを変更するホイールです。
modホイール:モジュレーションを変更するホイールです(マトリックス画面と組み合わせて使用。名前はModWheel)。
micro tuning:チューニングの方法を変更したり、スケール情報をインポートすることができます(デフォルトは平均律)。
macro(マクロ)
Spireでは、画面左上のマクロ(macro)を使用してより複雑な動きやサウンドを作ることができます。
マクロの動作はマトリックス画面(MTRXボタン)から設定でき、最大4つ使用できます(mod1~4)。
例えばマトリックス画面を開き、src1を「mod1」に、trg1を「OSC1 Pitch」に設定すると、mod 1のつまみを動かすとOSC1のピッチが変更されます。
Part6「その他便利機能」の解説はこちら↓
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