【初心者向け】毎日のピアノ練習ルーティーン【5ステップ】
- 2023.05.12
- 2023.05.13
- ボーカル・楽器演奏
今回は、Pianoteが解説する「初心者向けピアノルーティーン(2022年版)」をまとめてみました。
・ドレミファソラシドの鍵盤の位置はなんとなくわかる
・かんたんでもいいから、ピアノで曲を弾いてみたい
・毎日10~15分ぐらいでできる練習方法が知りたい
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毎日のピアノ練習ルーティーン -5ステップ-
STEP2:5音スケール
STEP3:アルペジオ(右手)
STEP4:アルペジオ(左手)
STEP5:曲を弾いてみよう
※説明している場所から再生されるよう、当サイトの方で動画の再生位置を指定しています。「説明を読む→YouTube動画を再生→説明内容を耳と目で確認」というサイクルで、練習をお楽しみください。
STEP1:リラックス
練習の前は、まずリラックスすることが大切です。
体がガチガチに固まって緊張している状態ではなく、リラックスした状態で練習に臨むようにしましょう。
当サイトでは「練習前に行うストレッチルーティーン」もご紹介していますので、こちらのストレッチを行うのもおすすめです↓
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STEP2:5音スケール
次は、5音スケールの練習です。
まずは下の画像のように、左手の小指をド(C)、右手の親指もド(C)の位置に置きます。
そして、ドレミファソ(C,D,E,F,G)を両手で弾いていきます↓
難しい場合は、まず片手ずつ弾いていき、慣れたら両手で弾いてもOKです。
次は、場所を変えてソ(G)の位置をスタートに、ソラシドレ(G,A,B,C,D)と弾いてみましょう。
次はスタート位置を1つ上げて、ラ(A)からラシドレミ(A,B,C,D,E)と弾いてみましょう。
次はファ(F)からファソラシド(F,G,A,B,C)と弾いていきます。
5音スケール練習のポイント3つ
この練習のポイントは3つあります。
肩の力を抜いて弾こう
・それぞれの指が同じ強さで同時に弾けているかどうか?
・慣れてきたら、少しテンポを上げてみよう
STEP3:アルペジオ
次は、アルペジオの練習です。
まずは右手の親指をド(C)に置きましょう。
そして、人差し指をミ(E)に、中指をソ(G)に、小指を高いド(C)に置きます。
この指使いで、一音一音を順番に弾いてみましょう(ド ミ ソ ド ソ ミ)。
これが「アルペジオ」です。
サステインペダル(右のペダル)を踏みながら演奏すると、美しい音色になります。
アルペジオ応用編:左手をつけてみよう
右手のアルペジオに慣れてきたら、左手をつけて弾いてみましょう。
右手が低いド=スタート位置に来た時に、左手でドとソ(CとG)を同時に弾きます。
次は、左手でソとレ(GとD)を弾くパターンにもチャレンジしてみましょう。
ドとソを弾いた時よりも、少し雰囲気に緊張感があるような感じがします?
次は、左手でラとミ(AとE)を弾くパターンにもチャレンジしてみましょう。
最後はファとド(FとC)で弾くパターンにもチャレンジ!
アルペジオ応用編(全体の流れ)
慣れてきたら、左手のパターンを1小節ごとに変えながら、通して弾いてみましょう。
1.ドとソ(CとG)
2.ソとレ(GとD)
3.ラとミ(AとE)
4.ファとド(FとC)
↑1.ドとソ(CとG)
↑2.ソとレ(GとD)
↑3.ラとミ(AとE)
↑4.ファとド(FとC)
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STEP4:アルペジオ(左手)
次は、STEP3で行ったアルペジオの練習を左手・右手を逆にして行います。
というピアニストは本当にたくさんいますので、最初からできなくても大丈夫です。
左手でアルペジオを弾く場合は、小指でド、中指でミ、人差し指でソ、親指で高いドを弾きます。
そしてSTEP3と同様に、両手で弾くパターンにもチャレンジします。
今度は、右手でドとソ(CとG)を弾いてみましょう。
アルペジオ(左手)応用編
今度は、アルペジオの音を変えながら弾いてみましょう。
ドミソのアルペジオ:ドミソドソミ
ソシレのアルペジオ:ソシレソレシ
ラドミのアルペジオ:ラドミラミド
ファラドのアルペジオ:ファラドラドファ
右手がずっとドとソを弾いているので、左手で弾くパターンが変わるごとに、全体の雰囲気がスッキリしたり、少し緊張感や変な感じがしたりと、さまざまなサウンドができます。
このような響きの変化を感じながら弾いてみましょう。
STEP5:曲を弾いてみよう
最後は、今まで練習してきたことを使って実際に曲を弾いてみます。
今回は、こちらの楽譜にチャレンジしてみましょう。
まずは右手の親指をド(C)の位置に置きます。
そして
と弾いてみましょう↓
次は、これに左手をつけます。
左手の小指をド(C)、親指をソ(G)に置いて、右手のスタートと同時にドとソを弾きます↓
次は、右手でドを2回「ドー ドー」と伸ばし、ドを弾くと同時に左手でソとレを弾きます↓
次は、右手はまた「ドレミ ミー」のパターンに戻り、左手はラとミを弾きます↓
最後は、右手は「ファー ファー」と伸ばし、左手はファとドを弾きます↓
それでは、通して弾いてみましょう。
とてもシンプルですが、とてもメロディックで、素敵なメロディーです。
自分でこの曲を弾いてみて、少しでもピアノの演奏が楽しくなればと思っています。
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ピアノ練習で大切なこと
ピアノの練習をするときは、無理に1時間続けて練習する必要はなく、はじめは10〜15分程度で構いません。
しっかり自分の上達を感じながら、体全体で心地よく弾けるぐらいのペースで進めていきましょう。
なお、これよりも少しレベルアップした「毎日のピアノ練習ルーティーン」もご紹介していますので、ぜひこちらもご覧ください↓
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