【DTM・MIX】リバーブの種類・使い方とコツを解説!
- 2019.06.03
- 2024.09.10
- ソフト・プラグイン・機材
- ミキシング, マスタリング
「どのリバーブを、どんな時に使えばいいの?」
今回はこのような疑問にお答えする内容です。
ここからご紹介する5種類のリバーブを理解すれば、リバーブを状況によって使い分けられるようになり、みなさんの音楽のクオリティがグッと高まります!
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主なリバーブの種類5つ
今回ご紹介するリバーブはこちらの5つです。
Hall
Chamber
Spring
Impulse Responses
リバーブプラグインを使ったことのある方なら、プリセット名などで一度は目にしたことのある言葉ではないでしょうか。
それでは、1つずつ特徴と使いどころを見ていきましょう。
リバーブの種類:ルーム(Room)
ルームリバーブは、お風呂や小さなスタジオなど小さな部屋・天井の低い空間を表現できます。
ホールリバーブほど豪華ではありませんが、ジャンルによってはルームリバーブの方がフィットすることがあります。
全体的に大胆なサウンドにしたい楽曲で、ドラムにより深みを持たせたい時に使うとよいでしょう。
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リバーブの種類:ホール(Hall)
ホールリバーブは、コンサートホールなどの大きくて豪華な空間を表現できます。
「Small Hall」というタイプのプリセットがあった場合は、以下2つの場合どちらにも使えます。
2. 広めのホールリバーブをすでにドラムに使っていて、かつ他のサウンドをより大きくしたいとき
Small HallはSmall Roomよりも大きく聞かせることができるので、Roomよりも効果を感じやすくなります。
リバーブの種類:チェンバー(Chamber)
チェンバーリバーブは大きな空間を表現できます。
通常速いリフレクション(反射音)はなく、耳に聞こえる反射音なしでより大きな空間を演出することが可能です。
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リバーブの種類:プレート(Plate)
プレートリバーブは密度のある感じを出せますが、ルーム感・エコー感はなく、他のタイプよりもなめらかなサウンドになります。
プレートリバーブは、ドラム、その中でも特にスネアに適しています。
ほんの少しだけプレートリバーブを加えると、実際のドラムの空間よりもアンビエンスな感じに仕上げることができ、スネアに深みと存在感を与えることができます。
リバーブの種類:スプリング(Spring)
ギターアンプとキックに使っているスプリングリバーブの音量を上げると、「ピョーン」「ピシャッ」と跳ねるようなサウンドを得ることができます。
これがスプリングリバーブの特徴です。
0:21~
サーフミュージックやギターに効果的ですが、もちろんギター以外のトラックにも使えます。スネアに厚みを持たせる用途でも使えます。
サーフミュージック
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リバーブの種類:IR(Impulse Responses)
Impulse Responsesは「IR」とも言われ、実際に存在する空間のサンプルを利用しているリバーブです。
プラグインのプリセットのカテゴリとして「IR」が含まれているものもあれば、Logic付属のSpace DesignerのようにIRのみのリバーブプラグインもあります。
IRはドラムに最適で、どんな空間でドラムを演奏しているか、そのイメージを作ることができます。
プラグインの中には、ハイクラスのスタジオをモデリングした製品もあります。
リバーブの種類と使い方まとめ
多くのDAWには付属のリバーブプラグインがありますので、実際にリバーブの効果を聞いてみるとより効果を実感できます。
そしてリバーブを使いこなし、1ステップ上のミキシングや音作りをしていきましょう。
当サイトでは他にもリバーブの使い方についてまとめていますので、ぜひこちらもご覧ください↓
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