【DTM】キック(バスドラム)を作る3つのコツ
- 2020.01.09
- 2024.08.10
- 作曲・編曲
カッコいいキックの音作りのやり方が知りたい!
今回はこのようなお悩みにお答えする内容です。
今回はこの動画のうち、「音作りにおける3つのコツ」についての解説をまとめています。
この記事を読めばキックをプロっぽいサウンドに仕上げるコツを知ることができます!
ぜひ最後までご覧ください。
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キックの作り方のコツ1:キックとそれ以外でBusを分ける
1つ目のコツは、Bus(グループトラック)の分け方についてです。
一緒にしてしまうと、マスタリングの段階でリミッターがかかりすぎて、リミッターをかけたくない他のパートのアタックが潰れてしまいます。
おすすめのリミッター
おすすめのリミッターはI.O.M社のInvisible Limiterです。
価格はお手頃で、変に人工的な音になったりすることもなく、クリーンなリミッターをかけることができます。
リミッターのかけ方
リダクション量が6~8dBになるようにします。
このようにリミッターをかけることで、キックがより聞こえやすくなります。
キックの作り方のコツ2:リファレンス(参考曲)を使う
2つ目のコツは、「リファレンスを使うこと」です。
こうすると、音作りもスムーズになります。
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キックの作り方のコツ3:「レイヤー」する
画像: 動画より
理想の音作りのためには、レイヤーが重要になります。
キックのレイヤーの場合は、以下のように役割を分け、2つ以上の音を使って1つのキックを作ります。
「ミドル」:中音域専用の音
「ボトム(サブ)」:低音域専用の音
(上記の写真では、キックに3つのサンプルを使ってレイヤーしていることがわかります)
レイヤーするときは「スペース」を作ろう
レイヤーで大切なのは、「他のサンプルの邪魔をしないようにEQをかけること」です。
たとえばアタック音にあたる「トップ」用のレイヤーを使うとしましょう。
そしたら、「ボトム」や「ミドル」など、別のレイヤーはトップに被る周波数を削ります。
たとえば、トップが3khzを中心に鳴っているのなら、ボトムやミドルの3khzは削りましょう。
役割別に、それぞれの「スペース」を作ってあげるのです。
いろいろな組み合わせをためしてみよう
世界で活躍している多くのプロデューサーも、レイヤーをうまく活用しています。
彼らは「どんな組み合わせならうまくフィットするのか?」を、多くのサンプルを使って実験しているのです。
複数のサンプルを使っても大丈夫
また、キックのレイヤーにおいて重要なのは「たくさんのサンプルを使うことを恐れないこと」。
いい組み合わせを知っているだけでなく、これを恐れないことも重要です。
レイヤーにおける「サブ(ボトム)」のコツは?
レイヤーにおいて、サブ(超低音域)は重要な役割があります。
レイヤーのサブについてはこの記事でまとめていますので、こちらも合わせてご覧ください。
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