DTM初心者のためのピアノ・音楽理論講座 Part2【コードとトランスポーズ】
- 2020.04.01
- 2024.09.13
- 音楽理論
作曲をする上で、最低限知っておくべきことって何?
このようなお悩みや疑問にお答えする内容です。
・マイナースケールって何?
・「解決」って何?
・コードって何?
・トランスポーズって何?
今回はPart2として、「コード」と「トランスポーズ」について解説します。
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「コード」とは?
コードとは、主にそのスケールで使われている音を使って構成される和音のことです。
たとえばCメジャーキーの場合。
スタート(スケール1番目の音)はドで、ドを基準としたコードは「ド・ミ・ソ(1・3・5)」となります。
スケールで次に使われているのはレ(2)の音です。
スケールで使われている音を使うと、レを基準としたコードは「レ・ファ・ラ(2・4・6)」となります。
同様に、3番目は「ミ・ソ・シ」、4番目は「ファ・ラ・ド」など、スケールの構成音を使って、そのスケールに合ったコードを作ることができます。
画像:動画より
メジャースケールの場合、1・4・5番目のコードはメジャーコードに、2・3・6番目の音はマイナーコードに、7番目のコードはディミニッシュコードとなります。
現代音楽で主に使われるのは、1・4・5・6のコードで、7はあまり使われません。
たとえば、「4−1−5−6」というコード進行などがよく使われます。
画像:動画より
マイナースケールの場合、1・4・5はマイナーコードに、3・6・7はメジャーコードに、2はディミニッシュコードになります。
たとえば、「1−7−4−6」というコード進行がよく使われます。
よくあるコード進行
画像:動画より
こちらが、よくあるコード進行のパターンです。
トランスポーズ
トランスポーズとは、かんたんに言うと「キーを変更すること」、つまり転調です。
たとえば、Cメジャースケールで作っていた曲を「トランスポーズ(転調)」し、半音+4するとEメジャースケールになります。
トランスポーズすると、コード進行の雰囲気はそのままに、響き方をガラっと変えることができます。
ここからは、いくつかトランスポーズした例を見ていきましょう。
トランスポーズの例
画像:動画より
Kygoの「Sexual Healing」をCメジャーキーにトランスポーズさせてみましょう。
まずは原曲を聞いてみましょう↓
次はCメジャーキーにトランスポーズさせたバージョン↓(5:52~)
次は、Aviciiの「Levels」をCメジャーキーにトランスポーズさせてみます。
画像:動画より
原曲はこちら↓
次はCメジャーキーにトランスポーズさせたバージョン↓(6:08~)
次は、Bruce Hornsbyの「The Way It Is」をCメジャーキーにトランスポーズさせてみます。
画像:動画より
原曲はこちら↓
Cメジャーキーにトランスポーズさせたバージョン(6:31~)
次は、Martin Garrixの「Animals」。
画像:動画より
原曲はこちら↓
マイナースケールにトランスポーズさせると…(6:46~)
このように、トランスポーズさせても楽曲は崩壊することなく、違った雰囲気に聞かせることができます。
トランスポーズもぜひ活用してみましょう。
よりコード進行を学びたい方・活用したい方には、こちらの書籍がおすすめです!
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Part1はこちら↓
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