DTM初心者のためのピアノ・音楽理論講座 Part1【メジャースケールとマイナースケール】
- 2020.03.31
- 2024.10.30
- 音楽理論
作曲をする上で、最低限知っておくべきことって何?
このようなお悩みや疑問にお答えする内容です。
以下のことについて、初心者向けに解説していきます。
・マイナースケールって何?
・「解決」って何?
・コードって何?
・トランスポーズって何?
今回はPart1として、最初の3つ「メジャースケールって何?」「マイナースケールって何?」「”解決”って何?」を取り上げていきます。
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メジャースケールとは?
画像:動画より
メジャースケールとは、Cメジャーキーであれば「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ」の7音で構成される音の並びのことです。
数字で書くと、
DAWのピアノロールなどでよく見られるドイツ音名で書くと、
Cメジャースケールの響き(0:12~)
メロディーとベース音で使われる音
メロディーやベース音としてよく使われるのは、1・2・3・5・6です。
つまり、ド・レ・ミ・ソ・ラ(CDEGA)の5つです。
これらを「ペンタトニックノート」といいます(ペンタトニック=5)。
ペンタトニックノートだけでメロディーを作ると、このような感じになります。
0:27~
ペンタトニックノート+7(シ、B)を使うと、あの世界的ヒット曲のメロディーが出来上がります…
0:35~
この曲の冒頭に出てくるメロディーです!
ペンタトニックノート+4(ファ、F)を使うと、このようなメロディーができます。
0:46~
マイナースケールとは?
画像:動画より
マイナースケールとは、メジャースケールの6番目の音から始まるスケールです。
メジャースケールにおいて、bも#も1つもないスケールはCメジャースケールです。
同じく、bも#も一つもないマイナースケールは、メジャースケールの6番目の音…つまりラ(A)になります。
ラから始まるスケールは、マイナースケールになります。
Aマイナースケールの響き(1:10~)
マイナーペンタトニックノート
メジャースケールのときと同様、マイナースケールにもペンタトニックノートがあります。
マイナーペンタトニックノートは「ド・ミ・ファ・ソ・シ」です。
数字で書くと
ドイツ音名で書くと
マイナーペンタトニックノートだけで作ったメロディー↓
マイナーペンタトニックノート+2(レ、D)だけで作ったメロディー↓
こちらは、世界的ヒット曲「Animals」に出てくるメロディーです。
マイナーペンタトニックノート+6(ラ・A)だけで作ったメロディー↓
2:10~
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CメジャースケールとAマイナースケールって何が違うの?
さて、ここでこのように思った方もいるでしょう…
この答えは「Cメジャースケールは”C”で解決し、Aマイナースケールは”A”で解決する」です。
Cメジャーキーの場合、フレーズの最後がC(ド)で落ち着きます。
2:45~2:56
Aマイナーキーの場合、A(ラ)でフレーズが落ち着きます。
3:04~3:16
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初心者の方におすすめの本
ちなみに、もうちょっとピアノの弾き方や理論を勉強してみたいなという方にはこちらがおすすめです。
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Part1の解説はここで終了です。
次回Part2「コードとトランスポーズ」はこちら↓
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