【音楽ジャンル】インドの民族音楽・楽器まとめ【インド音楽の種類編】
どんな楽器が使われているの?
このような疑問にお答えする内容です。
今回はPart1として、さまざまなインドの民族音楽について解説します。
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- 1. インド音楽のジャンル:Tamang Selo
- 2. インド音楽のジャンル:Bhavageethe
- 3. インド音楽のジャンル:Bhangra and Giddha
- 4. インド音楽のジャンル:Bihugeet
- 5. インド音楽のジャンル:Lavani
- 6. インド音楽のジャンル:Sufi folk rock
- 7. インド音楽のジャンル:Dandiya
- 8. インド音楽のジャンル:Jhumair and Domkach
- 9. インド音楽のジャンル:Pandavani
- 10. インド音楽のジャンル:Bauls
- 11. インド音楽のジャンル:Bhatiali
- 12. インド音楽のジャンル:Garba
- 13. インド音楽のジャンル:Dollu Kunita
- 14. インド音楽のジャンル:Kolata・Kolattam
- 15. インド音楽のジャンル:Uttarakhandi Music
- 16. インド音楽のジャンル:Veeragase
- 17. インド音楽のジャンル:Naatupura Paatu
インド音楽のジャンル:Tamang Selo
ネパールのフォークソングで、Tamangの地域(ネパールとインドの民族)によって歌われた音楽。
DamphuやMadal、Tungnaなど、Tamangの楽器が使われているのが特徴です。
セロはとてもキャッチーで、生き生きとしているorゆっくりで、メロディアスなのも特徴。
歌詞は、愛や日々の生活、悲しみについて歌うことが多いです。
インドの楽器:Damphu
インドの楽器:Madal
インドの楽器:Tungna
インド音楽のジャンル:Bhavageethe
Bhavageetheには「感情詩」という意味があり、インド全体でポピュラーな音楽の1つです。
Karnataka(南西インド)やMaharashtra(西インド)で人気があります。
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インド音楽のジャンル:Bhangra and Giddha
Bhangra and Giddhaは、インドのパンジャーブ州のダンス中心の音楽です。
インド音楽のジャンル:Bihugeet
「Bihu」は、インドのアッサム州の文化で行われる最大級のお祭りのことです。
ここで使われる音楽は「Bihugeet」と呼ばれ、この地域における華やかな社会の喜びを表現しています。
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インド音楽のジャンル:Lavani
Lavaniはインドのマハーラーシュトラ州でポピュラーなフォークミュージックの一つです。
伝統的には女性アーティストが歌うものですが、時おり男性アーティストが歌うこともあります。
インド音楽のジャンル:Sufi folk rock
Sufi folk rockは、Sufiの詩と伝統的なフォークミュージック、そして現代のハードロックを組み合わせた音楽のことです。
パキスタンの「Junoon」などのバンドがパイオニアで、特に北インドで非常に人気となりました。
2005年にRabbi Shergillがリリースした「Bulla Ki Jaanaw」は、インドとパキスタンでトップチャートとなりました。
最近だと、2016年の映画「Ae Dil Hai Mushkil」の「Bulleya」が大ヒットしました。
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インド音楽のジャンル:Dandiya
Dandiyaはダンス中心の音楽で、今では世界に広がるポップ・ミュージックとして有名です。
今はポップミュージックとして知られていますが、同じ名前(Dandiya)の伝統音楽の伴奏から派生して生まれたものです。
インド音楽のジャンル:Jhumair and Domkach
Jhumair and Domkachhaは、ナーグプリ(Nagpri)の民俗音楽です。
Dhol、Mandar、Bansi、Nagara、Dhak、Shehnai、Khartal、Narsinga などの楽器が使われます。
(これらの楽器については、この記事のPart2で解説しています)
インド音楽のジャンル:Pandavani
Pandavaniは、古代の抒情詩「マハーバーラタ」の物語における「Bhima」という主人公を描いた民謡スタイルの音楽です。
インド音楽のジャンル:Bauls
Baulsは18~20世紀最初期において、khamak、ektara、dotaraを用いて演奏したミュージシャンたちのことを指します。
Baulという言葉はサンスクリット語の「batul」からきており、「神にインスパイアされた狂気」という意味があります。
インド音楽のジャンル:Bhatiali
Bhatialiは主に昔のベンガルのこぎ手や漁師によって作られた音楽のスタイルを指します。
もっとも有名なアーティストはNirmalendu Chowdhuryです。
インド音楽のジャンル:Garba
Garbaは「曲(song)」という意味があり、ヒンドゥー教におけるお祭り「Navtari」において、神や女神などを称えて歌われる曲です。
インドの中でも有名なお祭りのせいか、YouTubeにはたくさんの「Garba Mix」など、現代の若者向けにアレンジされた楽曲も多く見られます。
インド音楽のジャンル:Dollu Kunita
Dollu Kunitaは「Dollu」という打楽器の名前から由来するグループダンスのことで、北カルナータカ州のコミュニティで男性によって演奏される音楽です。
この「グループ」は太鼓を身にまとった16人のダンサーで構成され、踊りながらこの太鼓を叩きます。
この音楽におけるビートは、センターポジションでシンバルを持っているリーダーによって決められます。
「ゆっくり」「速く」を切り替えながら、さまざまなパターンを演奏します。
インド音楽のジャンル:Kolata・Kolattam
Kolata・KolattamはAndhra Pradesh州、Karnataka州、Tamil Nadu州における伝統的な民俗音楽の1つです。
色付けされたスティックを用いて演奏され、主に女性と男性両方を含んだダンサーがこの音楽とともに踊ります。
インド音楽のジャンル:Uttarakhandi Music
Uttarakhandiは自然保護をルーツにした民俗音楽で、自然や自然に関することを思い起こさせるような音楽が特徴です。
北インドのUttarakhandの人々の生活や、宗教における伝統、お祭りなどに関係しています。
そのため、Uttarakhandの曲は文化遺産やヒマラヤに住む人たちの影響を受けています。
楽器としては、dhol、damoun、turri、ransingha、dholki、thali、bhankora、masak bajaなどが使われています。
インド音楽のジャンル:Veeragase
VeeragaseはKarnataka州で一般的に行われているダンスフォークです。
ヒンドゥー神話に基づいた、活気ある激しいダンスが特徴です。
インド音楽のジャンル:Naatupura Paatu
Naatupura PaatuはTamil州の民俗音楽で、Gramathisai(ヴィレッジ・フォークミュージック)とGana(シティ・フォークミュージック)が含まれています。
以上でPart1の解説は終了です。
Part2「インドの楽器」はこちら↓
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