【DTM】Spectrasonics社「Omnisphere」の使い方【マルチ画面】
とりあえずプリセットを選んでいるだけで、正直具体的な使い方をよくわかってないな…
今回はこのような方のための内容です。
この記事ではこのうち「マルチ画面」の部分をまとめています。
Part1:5つのクイックTips(画面サイズ、アップデート、Multi・Parts・Layers、+/-ワークフロー、青いライト)
Part2:プリセットブラウザとSound Match
Part3:マルチ(Multi)
Part4:メインビュー・レイヤービュー
Part5:FXラック・アルペジエイター
Part6:オーブ
SPECTRASONICS ( スペクトラソニックス ) / Omnisphere 2 (USB Drive) ソフトウェア・シンセサイザー音源(サウンドハウス)
スポンサードサーチ
Omnisphereの「マルチビュー(MULTI)とは?
画像:動画より
マルチビューは、Omnisphere画面上部のタブから選べる画面です。
1~8はそれぞれの「ポート」を表し、「MULTI」タブはポート全体を調整できる、いわゆる「ミキサー画面」にあたります。
Omnisphereの「MIXER」タブ
MULTIタブを開くと、下には「MIXER」「FX」「LIVE」「STACK」という4つのタブが出てきます。
MULTIタブを開いた時に最初に出てくるのは、このうちの「MIXER」画面です。
スポンサードサーチ
Omnisphereの「FX」タブ
画像:動画より
MIXER画面の右には、AUX 1~4までのツマミがあります。
これはFXタブで使っているエフェクトの量を調節するパラメータで、DAWでいうと「Send」にあたる機能です。
画像:動画より
各AUXには、最大4つのエフェクトをかけることができます。
Omnisphereの「LIVE」タブ(LIVE MODE)
LIVEタブを開くと、LIVE MODEの調整ができます。
(動画では触れられていませんが、以下のサイトを参考に、ここではLATCH、TRIGGER MODE、STACK MODEの説明をもとに補足していきます)
LATCH
画像:動画より
「LATCH」をONにすると、音がリリースされても(鍵盤から指を離しても)、一度鳴った音は鳴り続けます。
もう一度同じノートが入力されると(鍵盤で押しなおす)と、音が止まります。
そしてまた同じノートが入力されると、音が出ます。
OFFにすると、MIDIで打ち込んだ音価と同じ長さで音が鳴ります。
TRIGGER MODE
画像:動画より
TRIGGERモードは、入力されたMIDIノートに応じて、リアルタイムでクオンタイズする機能です。
「即トリガーを適用する(immediate)」「16分音符(1/16)」「1拍(next beat)」「1小節(next bar)」の4種類から選ぶので、どれだけ正確にトリガーの音をクオンタイズするかを決められます。
「リアルタイムでのクオンタイズ」を調整する項目ですので、特にリアルタイムレコーディングをしているときに使えます。
デフォルトでは、「Immediate」の「I」になっており、長さを変えると、その音の長さのマークに切り替わります。
STACK MODE
画像:動画より
STACKモードでは、どの鍵盤を押したときにどのポートの音を鳴らすかどうかを決めます。
画像:Omnisphere 2 公式サイトより
横軸はノートの範囲(鍵盤の範囲)で、縦軸はベロシティを表しています。
例えば、画像左下の「Dark Electro Square Bass」の音は、鍵盤のC-1からB1の音を押した時にしか音が鳴りません。
左上の「Alley Pulse」の音は、C-1からB4の範囲で音が鳴りますが、音が高くなるにつれて、ベロシティが小さくなるようになっています。
次回Part4「メインビュー・レイヤービュー」↓
Part1:5つのクイックTips(画面サイズ、アップデート、Multi・Parts・Layers、+/-ワークフロー、青いライト)
Part2:プリセットブラウザとSound Match
Part3:マルチ(Multi)
Part4:メインビュー・レイヤービュー
Part5:FXラック・アルペジエイター
Part6:オーブ
-
前の記事
【DTM】Spectrasonics社「Omnisphere」の使い方【プリセットブラウザとSound Match】 2020.11.15
-
次の記事
【DTM】Spectrasonics社「Omnisphere」の使い方【メイン・レイヤー画面】 2020.11.17