【DTM】u-he社のシンセ「ACE」の使い方 コンプリートガイド #6 ADSR(エンベロープ)

【DTM】u-he社のシンセ「ACE」の使い方 コンプリートガイド #6 ADSR(エンベロープ)

今回は「ACEの使い方コンプリードガイド」のうちADSR(エンベロープ)に関する部分をまとめました。

ACE Tutorial #00 – Basic Module Anatomy

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ADSR(エンベロープ)のパラメーター

ACEでは2種類のADSR(エンベロープ)を使うことができます。

https://www.zikinf.com/manuels/u-he-ace-manuel-utilisateur-en-76999.pdf
a:アタックタイムを調整します
d:ディケイタイムを調整します
s:サステインタイムを調整します
r:リリースタイムを調整します
fall / rise:サステインの音をだんだん下げる/上げる調整をします。
真ん中(12時の方向)にするとフラットな音量でサステインが鳴ります。
ACE画面左上の「tweak」タブをクリックすると、画面右側でfall / riseのrateを調整することができます。

fallとriseの違い(1:52~2:15)

ACE Tutorial #05 – ADSR
rate modulation (…)
設定したソースによって、エンベロープ(ADSR)をモジュレーションさせることができます。
例えばソースを「Keyfollow」にしてrate modulationの値をマイナス方向に設定すると、MIDIで高い音を鳴らしているときほど短い音を作ることができます。
ツマミを右クリックすると、ソースを変更することができます。
velocity amount (…)
MIDIノートのベロシティによって、ADSRのスケールを変更することができます。
level modulation (…)
ADSR全体のレベルを調整するソースを決めます。
右クリックをするとソースを変更できます。
snap
ディケイとリリースを極端に変更できるパラメーターです。
ONにすると、よりスナップの効いたパーカッシブな音になります。

ACEのRamp Generator(ランプジェネレーター)とは?

ACEのRamp Generator(ランプジェネレーター)は、エンベロープ(ADSR)やLFOをより複雑にさせたいときに使えます。

通常のエンベロープとは異なり、オフタイムのあるAHDエンベロープ(Attack – Hold – Decay)で、HoldをMaxにすることで最大音量を維持することもできます。
自動的にループされるエンベロープのため、ACE画面左上の「tweak」タブで「ramp clock」を調整すると、ループのサイクルの速さを決めることができます。

up:アタックタイム
hold:最大値を維持する時間
down:リリースタイム
rest:繰り返す前の時間
「rest」の値を最大値にすると、エンベロープがリピートされなくなります。