EQだけを使って音に広がりを出す方法【DTM・MIXのコツ】

EQだけを使って音に広がりを出す方法【DTM・MIXのコツ】

今回は、Fabfilterが解説する「Pro-Q3を使ったステレオトリック」をまとめました。

実は、EQだけを使って簡単に音に広がりを出す方法があります。

たったの3ステップでできる方法ですので、ぜひお試しください。
※今回はPro-Q3を使って例をご紹介しますが、同様の機能を持っているプラグインであれば同じ効果を出すことができます

20 Tips and Tricks

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音に広がりを出す手順1.いくつかのバンドを新規作成する

まずは、EQ内で適当にいくつかのバンドを作成します。

音域も個数もお好みで構いません。

音に広がりを出す手順2.すべてのバンドを選択→ハサミマークをクリックしてスプリットする

すべてのバンドを範囲選択した後、パラメーター欄の右下にあるハサミマークをクリックします。

これは「スプリットボタン」で、各バンドを「R」「L」の2つに分割してくれるボタンです。

スプリットボタンを押すと、上の画像のように各バンドが「L」と「R」に別れ、現在選択しているのが「すべてのLチャンネル」になっています(Left)。

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音に広がりを出す手順3.そのままFREQとGAINをズラす

すべてのバンドを選択した状態でスプリットボタンを押した直後は、すべてのLチャンネルを選択した状態になっています。

このまま、パラメーター欄の「FREQ」と「GAIN」を調整します。

この調整具合によって音の広がり方が変わりますので、お好みの位置を探しましょう。

一連の流れの動画解説(18:21~19:21)

20 Tips and Tricks

以上で解説は終了です。

当サイトでは他にも「音に広がりを出す方法」についてまとめていますので、ぜひこちらもご覧ください↓

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