【ピアノ上達】超カンタンな同音連打の練習方法【最速で演奏】
- 2024.10.13
- 2024.11.28
- ボーカル・楽器演奏
今回は、世界一の名門音大・ジュリアード音楽院(ピアノ専攻)を卒業し、現在はピアニスト・作曲家として活躍しているNahre Solが教える「ピアノの同音連打の練習方法」をまとめました。
「ドドドド」「レレレレ」など、同じ音を連続して演奏するのはとても難しいですが、実はとても効果的な練習方法があります!
ぜひ毎日の練習メニューに加えてみてください!
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超カンタンなピアノの同音連打の練習方法
超カンタンなピアノの同音連打の練習方法は全部で3ステップに分けられます。
ステップ1:両手親指を1オクターブ離して同じ音に置く
まず、両手の親指を「同じ音の1オクターブ離れた場所」に置きます。
例えば下の画像では、左手の親指を「低いソ」、右手の親指を「その1オクターブ上のソ」に置いています。
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ステップ2:両手で5-4-3-2-1の順番に弾く
次に、小指から親指までを「5-4-3-2-1」の順で、同じ音を両手で同時に弾きます。
4:薬指
3:中指
2:人差し指
1:小指
(外側の指から内側に順番に弾くイメージ)
「5,4,3,2,1,5,4,3,2,1,5…」のように、これを繰り返します。
実際に弾くと、このようになります↓(0:51~0:52)
ステップ3:4音ごとにアクセントをつける
次に、ステップ2をやりながら、4音ごとにアクセントをつけます。
アクセント部分にカッコをつけると、以下のようになります。
実際に弾くと、このようになります↓(0:51~0:53)
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ステップ4:テンポを上げて弾く
慣れてきたら、テンポを上げて弾いてみましょう。
0:53~0:55
ピアノの指の動きに関する豆知識
親指は他の4本の指に比べて「横移動」が得意なのに対し、人差し指から小指までの4本は「縦移動」が得意です。
実際に指を曲げてみるとわかりやすいのですが、親指以外の4本は「鍵盤を上から下に、縦になぞるような動き」をするのに対し、親指はどちらかというと「鍵盤を横になぞるような動き」をします。
(右手の親指なら左から右に、左手の親指なら右から左に)
このように、親指とそれ以外の指で「動かしやすい方向」が違うので、今回ご紹介した同音連打の練習でも「動かしやすい動き」を意識した弾き方をすると、より楽に弾けるようになります。
ぜひお試しください!
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プロのピアニストになるには?
当サイトでは他にもNahre Solが解説する「プロになるためには?」「音大に行った方がいい?」などの疑問に答える記事を多数ご紹介しています。
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