【DTM】ヒップホップ・R&Bを作るためのおすすめ音源7選

【DTM】ヒップホップ・R&Bを作るためのおすすめ音源7選
DAWは持っているけど、HipHopやR&Bを作るにはどの音源・プラグインがいいかわからない…

今回はこのようなお悩みにお答えする内容です。

Busy Works Beatsが解説する「HipHop・R&Bに使える音源7選」をまとめました。

ここまでジャンルを絞って解説しているものはなかなかないので、かなり参考になります。

HipHopやR&Bで使える「マル秘テクニック」も紹介されていますので、最後までご覧ください。

7 Best Plugin Instruments for Hip Hop and RnB

※文中の「僕」は、この動画の解説者本人を指します。

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DTMおすすめ音源1.Kontakt 5(Native Instruments)

Sessions Strings Pro 2 – Walkthrough | Native Instruments

※Kontakt音源の1つ「Session Strings Pro 2」

1つ目のおすすめ音源は、Native Instruments社の「Kontakt」です。

Kontaktを使えば、よりリアルなサウンドを作ることができます。

ALICIA'S KEYS Product Demonstration | Native Instruments

Kontaktはサンプラーとして有名ですが、たとえば「Alisias Keys」というピアノ音源は、リアルなピアノサウンドをスタジオで収録し、それを音源に取り込んでいます。

他にも、生ドラム音源や金属系の音が出せる音源、ブラス系の音源、ドラムマシン、映画音楽で使える音源など、Kontaktには幅広いライブラリがあります。

なぜこのKontaktがHipHopやR&Bにピッタリかというと、このジャンルでは生楽器の音をよく使うからです。
(これらのジャンルでは、昔のSoulなどの曲をサンプリングして曲で使うことが多いです。昔の曲なので、多くは生楽器で演奏されています。)

Kontaktを購入する

Kontaktは単体で買うと数万円するため、以下に掲載している他の音源も付いているバンドル「Komplete」を買うか、「Komplete Select」が無料で付いてくる1~2万円のMIDIキーボードを買った方が圧倒的にお得です。

Native Instruments / Komplete 15 Select Band(サウンドハウス)

Native Instruments / Komplete 15 Select Band (Rock Online)

Native Instruments / Komplete 15 Standard (サウンドハウス)

Native Instruments / Komplete 15 Standard(Rock Online)

Native Instruments / KOMPLETE KONTROL A25(Komplete Select付属)

DTMおすすめ音源2.Lounge Lizard(AAS)

AAS Lounge Lizard EP 4 All Rhodes Presets

2つ目のおすすめ音源は、AAS社の「Lounge Lizard」です。

こちらはエレクトリックピアノ(以下「エレピ」)です。

Kontaktと同じ、サンプラー音源です。

AAS Lounge Lizard EP 4 All Rhodes Presets

この会社はエレピにフォーカスしてプラグインの開発を行っている会社で、わかりやすく、使いやすいプラグインを数多く作っています。

実機をエミュレートしたものであっても、使い方がよくわからないのでは意味がないですよね。

そういった意味で、この会社のこの音源は非常に優れていると言えます。

やわらかい雰囲気の曲にぴったり

サウンドはHipHopやR&Bに適していて、そのまま使うだけでもピッタリの音色です。

もちろんプリセットはさまざまありますので、違うキャラクターで演奏することが可能です。

全体的にやわらかい音色なので、R&B、もしくはやわらかめの雰囲気のHipHopに適しています。

Lounge Lizardを購入する

AAS社「Lounge Lizard」を購入する

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DTMおすすめ音源3.Sylenth1(Lennar Digital)

Lennar Digital – Sylenth1 DEMO

3つ目のおすすめ音源は、Lennar Digita社の「Sylenth1」です。

これはリードやベースなどに非常に使える音源です。

世の中にシンセは他にもたくさんあるのですが、それぞれのシンセにはそれぞれのキャラクターがあり、作れる音も違ければ、作るまでのワークフローも変わってきます。

数多くあるシンセの中でも、このSylenth1はわかりやすく、使いやすいです。

LeadやBass以外でも使えるので、非常に万能なシンセです。

Sylenth1を購入する

Sylenth1を購入する

DTMおすすめ音源4.Monark (Native Instruments)

How to: Get to grips with MONARK | Native Instruments

4つ目のおすすめ音源は、Native Instruments社の「Monark」です。

Monarkはあの有名なシンセ「Minimoog」をモデルとしたプラグインです。

GUI(見た目)はわかりやすく、使いやすいデザインになっており、手軽にレトロなサウンドが作れます。

この音源は、特にベースに使えます。

Monarkを購入する

MonarkはNative Instruments社「Reaktor」上で動くプラグインですので、Reaktorが必要となります。

ReaktorとMonarkを両方お得にGETするには、「Komplete」シリーズのいずれかを購入するのがよいでしょう。

KOMPLETE SELCT(初心者向け)

KOMPLETE 14 SELECT

KOMPLETE STANDARD(中級者向け)

KOMPLETE 14 STANDARD

KOMPLETE ULTIMATE(上級者向け)

Native Instruments ( ネイティブインストゥルメンツ ) / Komplete 15 Ultimate (サウンドハウス)

Komplete 15 Ultimate(Rock Online)

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DTMおすすめ音源5.Nexus(reFX)

Nexus 3 Crazy Fun!! Ft. Nexus Co-Creator & Sound Designer

5つ目のおすすめ音源は、reFX社の「Nexus」です。

こちらの音源は、今までご紹介した音源と少し違い「すでに完成されている音を使う」音源です。

この音源を選んだ理由は、「非常に良くできたプリセットがたくさん使える」という点です。

どれもはじめからよく作られた音なので、選んだ時点ですぐ曲に使える音になっています。

これにより、音作りをする手間が省けます。

Nexusを購入する

Nexusを購入する

DTMおすすめ音源6.Omnisphere 2(Spectrasonics)

Spectrasonics Omnisphere 2 Preset Sound Demo

6つ目のおすすめ音源は、Spectrasonics社の「Omnisphere 2」です。

これはレトロ&ランダムなサウンドを使いたいときに役立つ、非常に強力な音源です。

「サンプラーだ」という人もいれば「シンセだ」という人もいますが、実はどちらの役割も持っています。

アコースティックギターやピアノなどの生楽器の音も入っていますし、レトロさを出せるオルガンの音など、本当にたくさんのプリセットが入っています。

そのため、さまざまなプリセットからインスピレーションを得ることができます。

ランダムに選んでみる

膨大な量のプリセットがあるので、「ランダムにサウンドを選んでみる」ということがかんたんにできます。

たとえば「Organ」などプリセットのジャンルを選んだ後、適当に1つピックアップします。

こうすると、今まで使ってこなかったサウンドに出会えたり、新しい視点をもたらしてくれるプリセットに出会えるのです。

Omnisphereを購入する

Amazon、楽天、サウンドハウスなどで簡単に購入できます。


SPECTRASONICS Omnisphere 2 (USB Drive) サウンドハウス

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DTMおすすめ音源7.East West (Sounds Online)

EastWest Hollywood Strings Walkthrough

最後、7つ目のおすすめ音源は、 Sounds Online社の「East West」です。

これは映画音楽によく使われる音源で、「Composer Cloud」というプランに入れば、月額でEast Westのさまざまな音源が使い放題になります。

音源の種類はさまざまで、ストリングス・ブラス・パーカッションなど、幅広い楽器を扱うことができます。

HipHopを作りたいのに、なぜ映画音楽向けの音源を使うの?

「HipHopやR&Bに、映画音楽向けの音源なんて合うの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。

しかし実は、多くのヒップホップやトラップ系の曲では、KontaktやEast Westのブラス音源がたくさん使われているのです。

僕自身、これに気づくまでに何年もかかりました…まさに「マル秘テクニック」です。

エキゾチックなアーティキュレーション

またこのEast Westでは、エキゾチックな音も使えます。

もう少し具体的に言うと、「エキゾチックなアーティキュレーションの音」です。

例えばバイオリン1つにしても、トレモロやアクセントなど、たくさんのアーティキュレーションを選べます。

同じ「生音」でも、Kontaktとはまた違った印象のサウンドを手に入れられるのが特徴です。

East Westを購入する

East Westには非常にさまざまな音源がありますが、以下のバンドルを購入するとストリングス・ブラス・パーカッション系の音源をまとめて購入でき、とてもお得なのでおすすめです。

EAST WEST/ HOLLYWOOD FANTASY ORCHESTRA BUNDLE ソフトウェア音源バンドル (サウンドハウス)

ヒップホップにおすすめのDTM音源まとめ

今回ご紹介したプラグインは、こちらの7つです。

1.Kontakt(Native Instruments)

2.Lounge Lizard(AAS)

3.Sylenth1(Lennar Digital)

4.Monark (Native Instruments)

5.Nexus 2(reFX)

6.Omnisphere 2(Spectrasonics)

7.East West (Sounds Online)

もし気になる音源があれば、ぜひチェックしてみてください!

Amazonで買える音源

今回ご紹介した7つの音源のうち、Omnisphere・Kontakt・MonarkはAmazonで買えます。
(KontaktとMonarkは「Komplete」シリーズに付属)

Omnisphere


Kontakt・Monark(Kompleteシリーズ)

AmazonではNative Instruments社のMIDIキーボードやオーディオインターフェースが販売されており、こちらに無償でKomplete Selectが付属しています。

こちらのKomplete SelectにKontaktやMonarkが同梱されていますので、機材を買うついでにKomplete SelectをGETするのが一番安く、おすすめです。