【ギターピッキング】それぞれの種類のメリット・デメリット(フィンガーピッキング・サムピック・フラットピック)
ピックを使うのと使わないのでは、どう違うの?
今回はこのような疑問にお答えする内容です。
この記事では、「ピックを使う場合と使わない場合のメリットとデメリット」「フラットピックとサムピックの違い」について解説していきます。
それぞれのメリット・デメリットを理解しておくと、実際にギターを弾く時はどの奏法が適しているのか、DTMで打ち込みをする時は「より本物のギターらしいサウンドにさせるにはどの奏法の音で打ち込めばいいのか」がわかるようになりますので、ぜひ最後までご覧ください。
スポンサードサーチ
ピックを使うことのメリット・デメリット
ギターの奏法では、「ピックを使わない」「ピックを使う」の大きく2種類の奏法があります。
ここでは、それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。
ピックを使って演奏するメリット・デメリット
・ピックを使うことで音量の大小の範囲を広げることができ、音量のコントロールがしやすい
・音がクリアになる
・細かい動きをしたり、テンポの速い曲では弾きづらい
スポンサードサーチ
ピックを使わずに演奏するメリット・デメリット
・指を自由自在に動かせるので、細かい音符や速い曲にも対応できる
・ジャカジャカと大きい音を出したりするのが難しい
ピックを使った演奏に向いている奏法
・ダウンピッキング(弦の上から下に向かって演奏する奏法)
・オルタネイティブピッキング(ダウンピッキング・アップピッキングを交互に繰り返す奏法)
・ジャカジャカと力強くコードをかき鳴らすカッティング(Strumming)
・スウィープピッキング(連続してダウンピッキングもしくはアップピッキングを弾く奏法)
参考サイト:https://guitarspace.org/guitar-accessories/thumb-picks-vs-flat-picks/
スポンサードサーチ
フラットピック vs サムピック どちらがおすすめ?
フラットピックは、みなさんご存知の平らでおにぎり型のピックで、ギターの演奏によく用いられるタイプです。
対してサムピックは、指輪のようにピックを指にはめて使うタイプです。
ブルーグラスの楽曲を演奏する時や、バンジョーを演奏する時に使います。
6弦のギターの場合は、最も太い3本の弦をピックをはめた指で、最も細い3本の弦を他の指で演奏するのが一般的です。
フラットピックのメリット・デメリット
・ピック自体が手に入れやすく、値段も安い(仮に忘れても、誰かから借りやすい)
・自分の指のサイズに合った製品を見つけやすい、作りやすい(種類が豊富)
・ジャカジャカとかき鳴らすような、パワフルな演奏がしやすい
・親指と人差し指を「ピックを持つ要員」として使わなければならず、他の3本の指の自由度が低い
・特に手が汗ばみやすい人は、ピックを落としやすい
・ピックを持たない奏法にすぐ切り替えにくい
サムピックのメリット・デメリット
・親指と人差し指がより自由に使える(親指にはめた場合、親指以外の4本は完全に自由)
・親指はフラットピックの時の奏法、それ以外の指はフィンガーピッキングなど、2種類の奏法を素早く使い分けながら演奏できる
・クラシックスタイルのハーモニクスが弾きやすい
(参考動画)
・ピックを落としたり、アコギの中にピックを入れてしまうという心配がない
・手首ではなく、指を動かすことでピックの角度を自由に調節できる
・クルーハンマースタイルで、コードを綺麗な音で鳴らすことができる
(参考動画)
・「指にピックをつける」ということに慣れるまで時間がかかる(特に弦をかき鳴らす時)
・自分の指に合ったサイズのピックを見つけるのが難しい
以上が「ギターのピッキングやピックの種類とそれぞれのメリット・デメリット」でした。
こうしてメリット・デメリットを見比べてみると、やはり両方使い分けられるのがベストでしょう。
また、ギターはDTMで最も本物っぽく打ち込むのが難しい楽器の一つでもあるので、やはり演奏技術は身に付けたいところです。
ギターテクニック習得のためには、以下のような本で楽譜をしっかりチェックしながら練習するか、ギターレッスンに通うのがおすすめです。
ぜひチェックしてみてください↓
また、今からギターやDTMを始めたい方のおすすめのレッスン教室もご紹介します!
無料体験あり&DTM・ギター教室あり「シアーミュージック」
入会すると楽器・ケースがもらえる&ギター・DTMレッスンあり「EYS音楽教室」
-
前の記事
【音楽ジャンル】ブルーグラス(Bluegrass)とは?【歴史・定義編】 2020.10.23
-
次の記事
【音楽ジャンル】ゴーゴー(Go-Go)とは? 2020.10.25