作曲全般

DTM・作曲で行き詰まったスランプ時におすすめの8つのアクション

頑張って作曲してるけど、全然いい曲が作れない…
曲作りがマンネリ化してきて、クリエイティビティが落ちている…

今回はこのようなお悩みにお答えする内容です。

音楽プロデューサーのGaurav Negiが教える「音楽制作で行き詰まった時の対処法」をまとめました。

クリエイティビティを取り戻し、よりよい楽曲を作るヒントになりますので、ぜひおためしください。

DTM・作曲で行き詰まったスランプ時におすすめの8つのアクション

DTM・作曲で行き詰まったスランプ時におすすめの8つのアクションはこちらです。

  • 楽器を弾く
  • 違うBPM(テンポ)で作ってみる
  • 違うプリセットを使ってみる
  • 2~3日休む
  • 新しい曲やプレイリストを聞いてみる
  • 作曲をしている人とコラボしてみる
  • リミックスコンテストに参加してみる
  • YouTubeで動画を見てみる

1.楽器を弾く

ピアノ・ギター・ベースなどの楽器を弾いてみると、新しい発想を得やすくなります。

ドラムは自宅で演奏しづらい楽器ですが、MIDIコントローラー・MIDIパッドを使ってフィンガードラムをはじめてみるのもよいでしょう。

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2.違うBPM(テンポ)で作ってみる

いつも同じぐらいのテンポで曲を作っていることはありませんか?

例えばダンスミュージックだと、120~130程度のテンポで作ることが多いかもしれません。

作曲に行き詰まったら、BPM80でゆったりとした曲を作ってみたり、BPM180で激しい曲を作ってみたり、ハーフタイムの曲を作ってみるのもよいでしょう。
ハーフタイム:2・4拍目ではなく、3拍目だけにアクセント(スネア)を置く

3.違うプリセットを使ってみる

「ベースはこのプリセット」「EDM用のプリセットをとりあえず選んでおく」のように、いつも使っているプリセットが決まっていることがあるかもしれません。

そんなときは、いつもは使わない・選ばないプリセットをあえて選んでみると、新しい発想を得やすくなります。

4.2~3日休む

あえて音楽から数日間離れてみると、思考に偏りがリセットされ、新しいアイデアが思いつきやすくなります。

例えば海や山など自然の音に耳を澄ませる時間を過ごしてみると、頭をリセットできるでしょう。

5.新しい曲やプレイリストを聞いてみる

いつも同じような楽曲を聴くのではなく、新しい音楽に触れてみることも大切です。

Apple MusicやSpotifyなどのストリーミングサービスでは、ジャンルやシチュエーションごとにピッタリのプレイリストが多数公開されていますので、そちらを冒険してみるのもよいでしょう。

また「今週のリリース」など、新曲をチェックしてみるのもおすすめです。

6.作曲をしている人とコラボしてみる

1人で作曲をしていると、どうしても同じような楽曲を作ってしまったり、同じ思考パターンに陥ることがあります。

他の人とコラボレーションすれば、自分1人では思いつかなかったアイデアやアプローチをしやすくなります。

ぜひ作曲仲間を見つけて、お互いのアイデアをシェアしながら作曲してみましょう。

7.リミックスコンテストに参加してみる

作曲における「リミックス」とは、既存の曲を新しい曲として作り替えることを指します。

リミックスコンテストでは、既存曲のパラデータ(ステム)が配布され、そのデータを自由に使ってリミックスすることができます。

リミックスをすると「この曲の新しい姿を作るにはどうしたらいいのか?」「このボーカルには、こんなコード進行やアレンジが合うのではないか?」などさまざまな事柄を考えるため、新しいアプローチをトライしやすくなります。

8.YouTubeで動画を見てみる

今は、YouTubeに大量のDTM動画がアップされています。

さまざまなバックグラウンドを持った音楽プロデューサーやエンジニアたちが丁寧に解説していますので、新しいテクニックをカンタンに見つけることができます。

これらを参考にしながら作曲を続ければ、多種多様な作曲ができるようになるでしょう。


以上が「DTM・作曲で行き詰まったスランプ時におすすめの8つのアクション」でした。

当サイトでは他にもスランプ・マンネリ化を防ぐための方法を多数ご紹介していますので、ぜひこちらも参考にしてください。

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