ヒット曲の作り方「楽曲構成の公式」【海外プロが教える】
今回はこのような疑問にお答えします。
動画タイトルが「曲を作るときはこれを使え!」となっているほど、多くの世界的ヒット曲に使われている楽曲構成です。
主に洋楽に使われている構成ですので、特に「世界中で自分の曲を聞いてもらいたい」という方はぜひ実践してみてください。
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ポップスの楽曲構成の典型例
英語で書くと…
これが、ポップスにおける典型的な構成です。
(Bメロ・Preがないものもあるので、Bメロはカッコでくくっています)
難しく考えず、この通りに曲を作ればOKです。
各セクション何小節にするべき?
各セクションは、このような構成であることがほとんどです。
Aメロ1:16小節
Bメロ1:4
サビ1:8
Aメロ2:8小節
Bメロ2:4
サビ2:8
Cメロ:8
サビ3:8
もしDAWで曲を作っているなら、この通りにマーカーやリージョンを作ったテンプレートを用意しておくと便利です。
各セクションの「テンション」をあやつる
もう一つの公式として「サビは大きく、Aメロは小さくする」があります。
このように聞かせるためには、「サビをより大きく聞かせる」のではなく、「サビ前までをより小さく聞かせる」のが重要です。
ここからは、より具体的なテクニックをご紹介します。
ダイナミクスとアレンジ
Aメロに使う楽器数を減らし、楽曲をソフトに聞かせるようにすれば、サビは自然と大きく聞こえるようになります。
ピッチ
たとえばボーカルの場合、Aメロは低い音程で歌い、サビでハイトーンを出すなどします。
歌詞
Aメロは言葉が多くても良いですが、サビではワード数を限定します。
楽曲をまとめた・楽曲を象徴する5~6語以内におさめるようトライしてみてください。
作曲初心者はバンドスタイルからはじめよう
作曲初心者の人は、ロックバンドの構成で曲作りしてみることをおすすめします。
使う楽器はボーカル、ギター、ベース、キーボード、ドラムですね。
ロックバンドは使う楽器の数が限られているので、いい練習になるのです。
プロは50以上ものパートを扱うことがありますが、「圧倒的(な数)であるほど隠れやすい」です。
そのため、初心者の方はバンド編成のように数個のパートだけを使って曲作りをする方がいいでしょう。
バンドの曲を作るからといって、レコーディングする必要はありません。
サンプルやシンセを使ってもOKです。
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新しい要素(パート)はいつ登場させればいい?
あの世界的に有名な音楽プロデューサーMax Martinは、インタビューで「新しい要素は1度に1つしか出さない」と答えています。
↓Max Martinに学ぶヒットソングの作り方はコチラでまとめています。
たとえばドラムの場合、Aメロはキックのみ、Bメロはキック+スネア/シンバルなど、徐々に要素を足していくのがよいでしょう。
ヒット曲の作り方「楽曲構成の公式」まとめ
今回の内容をまとめると、このようになります。
世界的ヒット曲の楽曲構成
イントローAメロー(Bメロ)ーサビーAメロー(Bメロ)ーサビーCメローサビ
ダイナミクス・アレンジ・ピッチ・歌詞の工夫で実現
新しい要素は一度に1個
すぐ使えるテクニックばかりですので、ぜひ今日から実践してみてください。
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