今すぐ使えるDTM打ち込みテクニック95選まとめ
- 2024.07.12
- 2024.08.24
- 作曲全般
とにかくいろんな作曲テクニックが知りたい!
今回はこのようなご要望にお答えする内容です。
初心者から中級者まで、現場で使える実践的なテクニックが満載です。
短文でサクサク紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください!
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今すぐ使えるDTM打ち込みテクニック1~10個目
1.作ったサンプルは常に保存しておこう
過去に作ったサンプル(音)をいつでも使えるようにしておこう。
「あのとき作ったあの音をもう一度使いたいんだけどな…」と思う時が来るかもしれません。
2.作ったプリセットは常に保存しておこう
サンプルだけでなく、過去に作ったプリセットもいつでも使えるようにしておこう。
3.リファレンストラックを使おう
理想のクオリティの参考曲を探し、それを参考にしながら曲を作ろう。
4.他の人とコラボしよう
これは非常に大切で、自分のスキルを高めることができます。
5.Riser系の音はPanを振ろう
リスナーの注意を引きつけられます!
6.ホワイトノイズを使ってみよう
トレモロ(Tremolo)と一緒に使うと、おもしろい効果を出せます。
7.ドロップ(一番盛り上がるところ)では、Leadを乗せる前にベーシックなラインを考えてみよう
たとえば、その前にすでに使っているフレーズの上に何かを乗せてみると、それだけでも手っ取り早くドロップを作れます。
8.自分が思ってる以上に、トップベースにディストーションをかけてみよう
単体(ソロ)ではなく全体で聞いたとき、よりはっきりと聞こえるようになります。
9.テープサチュレーションをキックに使ってみよう
テープサチュレーションプラグインとしては、 Nomad Factory社の「Magnetic II」が一番おすすめです。
10.Fab Filter社の「Pro-R」を使ってみよう
これは僕(Jonas)のお気に入りのリバーブプラグインで、よく使っています!
今すぐ使えるDTM打ち込みテクニック11~20個目
11.ボーカルやボーカルチョップを使おう
クラブ系トラックとして、よりよく聞こえるようになります。
12.すごく短いホワイトノイズをキックに足してみよう
キックと同じタイミングでホワイトノイズを一瞬鳴らすだけで、パンチのある音にすることができます。
13.サチュレーションとしてSPL Twin Tubeを使おう
より太く、厚みのある音になります。
14.スネアにショートプレートリバーブを使おう
音の長さを少し長くしたり、少し重みのある音にすることができたり、ライブハウスで鳴っているような「部屋鳴り」を足すことができます。
15.リファレンス曲は、アイデアを与えてくれる
参考曲を用意しておくことで、新しいアイデアが思いつくことがあります。
16.キックにレイヤーすることに対して躊躇しないようにしよう
レイヤーすることで、よりパンチのある音にすることができます。
17.すごく小さな音でミックスしよう
小さな音で聞いてもよく聞こえる曲は、音量が上がってもよく聞こえます。
18.ブレイクが物足りないと思ったら、後ろでずっと鳴らすパートを入れてみよう
たとえばスネアなどで、後ろでずっと一貫して鳴っているフレーズを入れてみましょう。
トラックがより前に出るようになります。
19. SSL 4000 E Busを使おう
特にEQがおすすめです。
SSL 4000系のプラグインはさまざまありますが、Plugin Allianceで販売されているこちらがおすすめです。
Plugin Alliance「SSL 4000 Collection」の購入はこちら
20.一音だけでずっと鳴っているシンセは、コード進行の中でもパワフルに聞こえます
動画を見るとわかりやすいです!
2:40~
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今すぐ使えるDTM打ち込みテクニック21~30個目
21.ゲートリバーブを使おう
ゲートリバーブとは、リバーブに対してゲート(Gate)プラグインを使い、ある一定音量を下回ったリバーブ音をバッサリ切ることです。
よりポップでビッグなサウンドになります。
22.ビルドアップにキックを使おう
ドロップ(サビ)に入る前に4つ打ちにすると、違和感なく(音に親しみを持たせつつ)ドロップに入ることができます。
23.ドロップ(サビ)前にメロディーの一部を入れてみよう
すでに使ったメロディーの一部を使うことで、「突然出てきた」といった違和感なくドロップに進むことができます。
また、ドロップでLeadに対してホワイトノイズを使ったときにも役立ちます。
24.リードにホワイトノイズを混ぜてみよう
よりポップで、存在感のあるサウンドになります。
25.違うレイヤーやサウンドを入れてみよう
たとえば、ドロップの1小節目と2小節目にそれぞれメロディーがある場合、1小節目と2小節目で使う音を変えてみましょう。
3:31~
26.いつも同じメロディーを使う場合は、コード進行を使ったフレーズを入れてみよう
そのセクションの終わりに向けて、コードを鳴らした部分を作ってみましょう。
3:43~
27.ドロップのBパートには、別の要素を入れてみよう
ドロップが全部で16小節あったら、9小節目以降には別の要素を入れて雰囲気を変えてみよう。
28.おもしろいドロップを作りたいなら、メロディーはあまり変えずに、サウンドを変えてみよう
メロディーに大きな変化を加えたデモ音源をよく聞きますが、メロディーよりもサウンドを変えた方がよいでしょう。
4:07~
29.タムや飾りの音を入れてみよう
人間っぽいグルーヴ感になります。
30.いらない周波数帯域はEQですべてカットしよう
一回ソロにして聞いてみて、その曲・そのセクションで必要ないと思った帯域はカットしましょう。
今すぐ使えるDTM打ち込みテクニック31~40個目
31.ベース自体に変化を加えてみよう
コード進行を変える役割として動かすだけでなく、サウンド自体も変えてみるとよいでしょう。
32.Impact系のサウンドをたくさん使おう
一度に何個か重ねて使うとよいでしょう。
Reverse系(逆再生)のサウンドもおすすめです!
33.PadかLeadはバウンスし、片方を少しだけタイミングを遅くしてみよう
たとえばPadを作ったら、バウンスして同じトラックを2つある状態にします。
片方はRに、もう片方はLにPanを振り、片方を少しだけ遅らせてみます。
この状態で一緒に鳴らすと、よりサウンドがしっかりしてきます。
34.アンビエントなサウンドを使ってみよう
たとえばフルートなどを使うと、印象的なキャラクター付けができるようになります。
35.Reverse系のサウンドをたくさん使おう
楽曲をよりいきいきさせることができます。
36.Jonasのフリーサンプルパックをダウンロードしよう
無料ですので、ぜひ!
https://www.jonasaden.com/sample-packs/
当記事投稿後、残念ながらリンク切れとなってしまいました
37.Reverse系のサウンドはPanを振ってみよう
Panを振ることで、耳がその音に気付きやすくなります。
38.コードを使う場所・その理由についてしっかり考えよう
「メロディーが始まったからコードをジャーンと鳴らす」のように、しっかり意図を持ってアレンジしよう。
39.バックでクロックサウンド(時計の音)を入れてみよう
そこまではっきり聞こえなくても、緊張感を作ることができます。
40.自分の声に対しておもしろいエフェクトを使ってみよう
スマホのボイスメモに自分の声を録音し、それにエフェクトを使うだけでおもしろいサウンドが作れます。
音の最後にちょっとピッチを下げてみると、グルーヴ感が足されます。
6:10~
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今すぐ使えるDTM打ち込みテクニック41~50個目
41.いろいろなリズムを試してみよう
ただし「なぜそのリズム(ドラム・パーカッション)にしたいのか」「なぜそのリズムが必要なのか」、しっかり意図を持って使うようにしましょう。
42.それぞれのパートの終わりに、少しだけピッチを上げたフレーズを入れてみよう
緊張感・切迫感を与えることができます。
43.コードが物足りないなと思ったら、音程(ルート音)のあるノイズを入れてみよう
7:00~
44.ドロップのリードをバウンスし、ブレイク部分に使ってみよう
より広がりがあり、違和感なくセクションを繋げるアレンジになります。
45.ディストーションをかけてみよう
よりヘビーな音になります。
おすすめディストーションプラグイン1:Fabfilter社「Saturn」
おすすめディストーションプラグイン2:D16 Group社「Decimort」
おすすめディストーションプラグイン3:Output社「Thermal」
46.バックにカウンターメロディーを入れてみよう
ハーモニックなパートを入れることで、曲がより面白くなります。
7:44~
47.ストリングスタブ(String Stabs)を入れてみよう
ピチカートなどが効果的です。
8:02~
48.惜しみなくクラップを使おう
レイヤーするとさらによいです!
49.ビルドアップでは、ワンノートから始めてみよう
8:31~
50.シンセ「Diva」はめっちゃ使える
Jonasお気に入りのシンセで、多くのプロが愛用しています!
今すぐ使えるDTM打ち込みテクニック51~60個目
51.キックがベースと同じキーであるかチェックしよう
必ずしもルート音でなくてもよいですが、その曲のキーの音いずれかになるようにしましょう。
キックのピッチが合っていないと、曲に違和感を残してしまいます。
52.ドロップではクラウド系ノイズを入れてみよう
ちょっとだけ付け足しましょう。
より充実感のあるサウンドになります。
53.ドロップの2回目では、コードを少し変えてみよう
コードを少し変えてみることで、飽きずに新鮮な状態を保てます。
54.Sonic Charge「Synplant」を使ってみよう
おもしろいサウンドが作れます!
SYNPLANT 2を購入する(Rock Online Store)
55.Delay・Reverbは2~3個の同じものを使おう
同じ設定or同じBusを使ったものを使えば、よりスッキリした曲になります。
あれこれいろんなDelay・Reverbを使うと、曲全体が乱雑でごちゃごちゃしたサウンドになってしまいます。
56.ボーカルをレコーディングするときはたくさんテイクを録り、きちんとコンプをかけよう
ミキシングのときにレイヤーできるようになるなどのメリットがあります。
57.Lead1本に対して、左右にダブリングトラックを作ってみよう
よりワイドなサウンドになり、ハーモニーも重ねることができます。
58.「手動ディレイ」を使ってみよう
サンプルをチョップ(切り貼り)して、手動でDelayを作ってみましょう。
これにフィルターなどを加えみてもOK。
自分の理想のDelayが作りやすくなります。
59.ボーカルをレコーディングするとき、オリジナルの音程よりも半音1~2上げて(もしくは下げて)みよう
シンガーが歌いやすいのであれば、少しピッチを上げ下げしてもOK。
ただし、半音2個以上変えるとよいサウンドになりにくいです。
60.ボーカルのReverbやDelayは常にオートメーションを使おう
これをやらないと、サウンドがごちゃごちゃしてしまいます。
Dryのシグナルを調整して可能な限りブレスのスペースを確保しましょう。
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今すぐ使えるDTM打ち込みテクニック61~70個目
61.ボーカルのボリュームは手動で調整しよう
コンプレッサーなどを使っても良いのですが、その前にボリュームオートメーションを使って調整すると、より自然な音になります。
62.特にベースなどは、できるだけ生楽器を使おう
あまり目立った使い方をしなくても、曲全体に温かみが増したり、キャラ付けできたりします。
ベースが弾けないなど、生楽器の演奏が難しい方はSpectrasonics社「Trilian」がおすすめです。
ソフトウェアとは思えないほど非常に音がリアルなほか、エレキベースだけでなくシンセベースのプリセットも膨大にあります。
Trilianを購入する(Rock Online Store)
Spectrasonics Trilianを購入する(サウンドハウス)
63.曲の最初はリズム楽器などを入れよう
ダンスミュージックの場合、リズム楽器がないとリスナーがクラブで踊るグルーヴを掴むことができません。
スナップやクロック(時計の針の音)などを使うとよいでしょう。
64.ものすごく短いカウベルをベースに足してみよう
ベースにさらにアタック感を出すことができ、はじけるようなサウンドになります。
65.ベースにボコーダーを使ってみよう
よりポップなサウンドになります。
おすすめのボコーダープラグイン:Softube「Vocoder」
おすすめのボコーダープラグイン:Antares「Harmony Engine」
66.上記65のボコーダーにオートメーションを加えてみよう
緊張感や存在感を足すことができます。
67. RC-20を使ってみよう
XLN Audio「RC-20」を使ってディストーションやノイズを足すと、音に味付けすることができます。
68.違うタムやドラムの音を使ってみよう
ベースのサウンドを変えたり新鮮なサウンドに聞かせるのに役立ちます。
69.ピアノのスタブ(Stab)を入れてみよう
正しく入れられれば、ブレイクで映えるコードフレーズになります。
特にリミックスのときに役立ちます。
70.Leadはバウンスし、Panも使ってみよう
より広がりのあるサウンドになります。
今すぐ使えるDTM打ち込みテクニック71~80個目
71.変だと思ったアイデアはどんどん使ってみよう
僕(Jonas)は実際に「ハイエナの笑い声」をサンプリングし、曲で効果的に使っています。
72.サイドチェーンは、同じカーブを使おう
常に同じ量で使う必要はないですが、音をレイヤーしているときは、カーブは同じ方がよりスムーズなサウンドになります。
おすすめのサイドチェーンプラグイン:Cableguys「VolumeShaper」
おすすめのサイドチェーンプラグイン:Fabfilter「Pro-G」
74.各レイヤーのADSRが同じように設定しよう
ホワイトノイズをレイヤーしているときも、ADSRは同じように設定しましょう。
よりスムーズに聞こえます。
75.ADSRにちょっとだけクレイジーな変化を入れてみよう
少しだけ変化を加えると、グルーヴ感を足すことができます。
13:08~
75.ベースと他の音の間にキックを入れてみよう
グルーヴ感にアクセントを加えることができます。
13:23~
76.クラップにボーカルを加えてみよう
「ウー!」などのボーカルサンプルを重ねてみましょう。
よりエネルギッシュで盛り上がる音になります。
13:41~
77.ランダム要素を入れてみよう
犬の鳴き声や赤ちゃんの泣き声などを入れてみると、おもしろいサウンドになります。
スマホで録音したものでもOKです!
78.できるかぎり”目立とう”
どうやって他の人と差をつけるか、考えてみよう。
79.ドラムのトップループを作るとき、同じハイハットは使わないようにしよう
全く同じハイハットの音ではなく、違うハイハットの音を使うと、新鮮なサウンドを保つことができます。
14:36~
80.ハイハットのリバース(逆再生)を使ってみよう
グルーヴを足すのに効果的です。
今すぐ使えるDTM打ち込みテクニック81~90個目
81.自分で弾いて、録音しよう
特にリミックスでは「オンリーワン感」を出すのに役立ちます。
14:59~
82.DTMで最も過小評価されているのは「ボリューム」
LFOをボリュームに対して使うなど、一手間加えるだけでユニークなサウンドを作ることができます。
実はものすごく役立つパラメータです。
15:22~
83.フィルの作り方
2.ユニークなサウンド・リズムを作る(もしくはそのサンプルの中からリズムを見出す)
15:31~
84.ハイハットのトップにちょっとだけVoxを入れてみよう
ハイハットをオフビートに入れるのはごく普通ですが、これにVoxを加えると、エネルギッシュで盛り上がるサウンドになります。
15:54~
85.サブベースにはリバーブを使わないようにしよう
普通のベースに使ってもよいですが、サブベースにはNG。
「広がりのある音にしたい」など、サウンドデザインとして使うならOK。
86.マスタリングするときは、1個以上のリミッター・コンプレッサーを使おう
最初にリミッターをかけ、ピークを抑えます。
次はコンプレッサー、最後にIK Multimedia社「Brickwall Limiter」をかけます。
Brickwall Limiter1個だけだと、ただ音が潰されただけになってしまいます。
いくつかのリミッター・コンプを使い分けることで、より自然にマスタリングすることができます。
87.ボーカルにタイムストレッチをかけるときは、DAW付属の機能を使わないようにしよう
DAW付属のタイムストレッチ機能だと、音が劣化してしまいます。
iZotope社「RX」などを使うのがよいでしょう。
88.カットオフや小さなオートメーションを駆使しよう
これを加えるだけで、つまらないサウンドから卒業できます!
リバーブなどでやってもいいですね。
17:13~
89.「覚えやすい曲」「認識しやすい曲」を心がけよう
前に作った曲で作った音を使ってもOKです。
シンプルなヒット楽曲を作る方法はこちらで解説しています↓
90.何か物足りないなと思ったら、自分の声を使ってみよう
ちょっと笑えるTipsかもしれませんが、実は非常に使えます!
17:52~
今すぐ使えるDTM打ち込みテクニック91~95個目
91.どのようにコードを聞かせていくか、よく考えよう
たとえば、最初は1音しか使わず、徐々にコードの構成音を足していく…のようなことができます。
92.別の要素のリズムを、ベースのリズムに使ってみよう
たとえばサビでスネアで使っていたリズムを、2番Aメロのベースのリズムとしてそのまま使ってみる、といったことが可能です。
93.その場で思いついた・感じたメロディーをそのまま歌ってみよう
歌が完璧でなくても大丈夫、ハミング程度でOKです。
これをメロディーの後ろにうっすら入れると、より良いサウンドになります。
19:00~
94.「だんだん上がっていく音」を入れてみよう
ピッチや音量がだんだん上がっていくような音(Riser系)をバックに入れてみると、曲がより前に進んでいく感じが出せます。
次のセクションに展開していく手助けになったり、緊張感を高めることができます。
95.リズム系を付け足したいと思ったら「ため息・吐息」を入れてみよう
スマホで自分のため息や吐息を録音して、それを入れてみるとよい雰囲気を作れます。
頭の中で思い浮かんだものをスマホですぐ録音して、それを自由に付け足していくイメージです。
19:37~
以上が「DTMのテクニック95選」でした!
当サイトでは、他にもDTMテクニックを多数ご紹介していますので、ぜひこちらもご覧ください↓
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