【DTM】無料のおすすめDAW・作曲ソフト Best10【前編】
- 2020.01.20
- 2024.08.20
- ソフト・プラグイン・機材
無料で使えるDAW(作曲ソフト)ってないの?
今回はこのようなお悩みにお答えする内容です。
今回は前編として、動画の前半で紹介されているDAW5つをまとめています。
とりあえず作曲をはじめてみたいという方は、このシリーズでご紹介する10個のDAWのうち、どれかを使って作曲を始めるといいでしょう。
スポンサードサーチ
おすすめ無料DAW1.Pro Tools First
画像:動画より
Pro Tools Firstは、音楽業界で非常に広く使われている「Pro Tools」の無料版です。
Pro Tools Firstを買ってからプロが使っている上位版にアップグレードすることも可能ですので、初心者にはうってつけのバージョンです。
ちなみにこちらのMIDIキーボードを買うと、Pro Tools Firstがすぐ使えるようになっています。
MIDIキーボードはDTMの必須アイテムですので、DTMをはじめるついでに購入するのがおすすめです。
Pro Tools Firstのメリット
Pro ToolsがどんなDAWなのかを知るにはもってこいのソフトです。
また3GB分のサウンドと23のプラグインが付属しているため、買ったその日から十分に楽曲制作ができます。
Pro Tools Firstデメリット
サードパーティプラグイン(Pro Toolsにもとから付いているプラグイン以外のもの)は使えず、3個分のプロジェクトしか作れません。
またPro Toolsはクラウドにデータを保存しているため、常にインターネットに接続できる環境が必要です。
おすすめ無料DAW2.OhmStudio
画像:動画より
OhmStudioは、フランスのOhm Force社によるフリーDAWです。
Ohm Forceは主にプラグインを開発している会社で、「Frohmage」など、フリーのプラグインが有名です。
OhmStudioのメリット
サードパーティプラグインが使えます。
またトラック数に制限がありません!
OhmStudioのデメリット
可逆圧縮形式でのエクスポート(作った曲をmp3やwavファイルにする作業)ができません。
またクラウドにデータを保存するため、ネット環境必須です。
(ちなみにクラウドに保存されるのは、他のユーザーとリアルタイムにコラボ(共同制作)できるようにするためです)
作れるプロジェクト数は10に制限されているので、あくまでも練習用に使うのがよいでしょう。
スポンサードサーチ
おすすめ無料DAW3.Audiotool
画像:動画より
Audiotoolは、Google ChromeやFirefoxなどのブラウザで作曲ができるツールです。
「ウェブ上で使えるDAW」という、ユニークな特徴があります。
Audiotoolのメリット
たくさんの楽器・シンセ・エフェクトが使えます。
また他のユーザーが作ったプリセット(楽器の設定)やサンプル(音)を使えるというメリットもあります。
また操作もかんたんです。
画面右側から楽器やエフェクトをドラッグ&ドロップし、あとはつなげたいエフェクトや楽器を線でつなぐだけ。
他のDAWと同様MIIDを打ち込んだり、お手持ちのMIDIキーボードを使って打ち込みもできます。
Audiotoolのデメリット
作った曲は、AudiotoolsかSoundCloudのどちらかにしかエクスポートができません。
またオンライン上のDAWですので、ラグ(遅延)や接続切れなどの問題も発生しやすいです。
おすすめ無料DAW4.BandLab
画像:動画より
BandLabは、CakewalkによるGoogle Chrome上で作曲できるオンラインDAWです。
Android・iOSアプリ版もあるのが特徴です。
BandLabのメリット
120のインストゥルメント(楽器)が使用できます。
またタイムストレッチ機能(オーディオファイルを伸ばしたり縮めたりする機能)や、ピッチ修正機能も使えます。
BandLabに直接レコーディングできるのもメリットの一つです。
また他のユーザーとコラボする機能もあり、Android・iOSアプリ版もあるので手軽に制作できます。
可逆圧縮形式・24bitのwavファイルに書き出しもできますので、YouTubeやSoundCloudへの投稿も可能です。
BandLabならマスタリングもできる
画像:動画より
実は、BandLabには「マスタリングアルゴリズム」がついています。
マスタリングというのは、聞こえる音量(音圧)を適切に処理する作業のことです。
普通は、CD用ならCD用のマスタリングを、YouTubeに投稿するならYouTube用のマスタリングをする必要があります。
BandLabでは、クリック1つでマスタリングを勝手にやってくれるのです!
BandLabのデメリット
オンライン上で使用しているため、遅延や接続切れなどの問題が発生したり、サードーパーティプラグイン(別の会社で販売しているプラグイン)が使えないというデメリットがあります。
遅延状態をチェックできる
画像:動画より
ちなみにBandLabでは「レイテンシーチェッカー」というものがあります。
これを使うと、どれぐらいレイテンシー(遅延)が起こっているのかをチェックできます。
スポンサードサーチ
おすすめ無料DAW5.Studio One Prime
画像:動画より
Studio One Primeは、PreSonus社による人気DAW「Studio One」の無料版です。
「プロ御用達人気DAWの無料版」という意味では、Pro Tools Firstと同じようなタイプのDAWです。
Studio Oneシリーズを開発しているPreSonus社のオーディオインターフェースであれば、Studio One Primeがすぐ使えます。
iOS/Androidにも接続できますので、手軽にDTMを始めたい方、オーディオインターフェースもついでに欲しい!という方にはこちらがおすすめです↓
Studio One Primeのメリット
使えるトラック数に制限がありません!
また上位版へのアップグレードが可能です。
ちなみにSpliceというサイトを使えば、月1700円ぐらいでプロも使っている上位版が使えます。
2年間払えば、その先はずっと無料で使い続けれます。
Studio One Primeのデメリット
サードパーティプラグインは使えません。
また付属の音源は1つ、プラグインは9つだけです。
DAW・プラグイン選びに関する関連記事
ちなみにこちらでは、DAW選びのコツを紹介しています。
あわせてお読みいただくと、DAW選びで失敗することはないでしょう。
後編はコチラ
-
前の記事
【DTM】ゲインステージ・ゲインステージングとは? 2020.01.19
-
次の記事
【DTM】無料のおすすめDAW・作曲ソフト Best10【後編】 2020.01.21