【DTM・MIX】アコギにリバーブを使うときの4つのコツ Part3

【DTM・MIX】アコギにリバーブを使うときの4つのコツ Part3
アコギにリバーブを使うとき、どうやったらプロっぽいサウンドにできる?

今回はこのような疑問にお答えする内容です。

今回はこのうち、Part3(最終回)として「リバーブのPanの使い方」「リバーブで感情を動かす方法」を解説していきます。

アコギはポップス・カントリー・ヒップホップなど、さまざまなジャンルで使われている楽器です。

しかし、いいリバーブの使い方がわからず、なんとなくリバーブを使っている方も多いのではないでしょうか?

こちらの記事では今からすぐできるテクニックをご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください!

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アコギにリバーブを使うコツ3:リバーブにPanを使う

アコギにリバーブを使うときの4つのコツ

モノでアコギをレコーディングをしたとき、「オリジナルの音を左側に振り、複製した音を右側に振る」というのは、音に広がりを持たせるのに有効な方法でしょう。

ここでぜひ確かめて欲しいのが、「左右それぞれの音にピッチやタイミングのズレがしっかり生じているかどうか」です。

ただ複製しただけ=全く同じ音だと広がりがあるように聞かせられませんので、複製した後にどちらか一方の音を加工する必要があります。

少しタイミングをズラしたり、ピッチを変えたり、Waves社「UltraPitch」などのプラグインを使えばこの問題はすぐ解消できます。

UltraPitchは下記のWaves GoldやWaves Platinumに同梱されており、単体で購入するよりもバンドルで購入した方がオトクです↓

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別の方法としては、「モノリバーブを使う」があります。

たとえば、センターに対して左側にハイハットを振ったとしましょう。

ここでハイハットに対して、若干右に振ったモノリバーブを使ってみます。

こうすると、ピッチやタイミングのズレを作らずとも、「やや左に重心が寄ったステレオ感」のように聞かせることができます。

モノの音を左に送り、それをモノリバーブに送り、そのリバーブ音を右に振ることでも実現可能です。

アコギにリバーブを使うコツ4: リバーブで感情を動かす

リバーブは、空間を作ること以上のこと…「感情を動かすことができるエフェクト」です。

ダークで湿った感じのリバーブなら悲しい感じの音に、明るくカリっとしたリバーブならハッピーなサウンドにすることができます。

※実際の音の例は、元記事の「Example 4a」「Example 4b」で聞けます

リバーブで感情を動かす音を作る方法

リバーブで感情を動かす音を作るには、フィルターを使うのが良いでしょう。

リバーブについているEQを使えば、ローカット・ハイカットをすることができます。

ダークなリバーブにしたいのであれば、200Hz付近をローカットし、800Hzあたりをハイカットしてみましょう。
明るいリバーブにしたいなら、より多くローカットするのが好ましいので、300~500Hzあたりから下をカットしてみましょう。

ちなみに筆者(Wavesの解説者)のAUXに挿しているリバーブのテンプレは、200Hz以下をローカットし、2500Hz以上をハイカットしたものにしています。

これだとほとんどのミキシングにおいていいスタート地点になり、後は曲の方向性によってちょっといじるだけで済みます。

リバーブで感情を動かしたい時、曲の雰囲気や「ダークな感じにしたいのか、明るい感じにしたいのか」ということを考えるのが大切です。

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「アコギにリバーブを使うときの4つのコツ」まとめ

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リバーブはミキシングにおいて、たくさんのクリエイティブでテクニカルな方法が使える基本ツールです。

アコギはボーカルを引き立たせることが多いので、空白を埋めたり、空間を作る以上の大切な役割を担う、大切なパートになります。

ぜひお試し下さい!

当サイトでは他にもリバーブを使うコツについてまとめていますので、ぜひこちらもご覧ください↓

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