【DTM】ミックスの効率をアップさせる21のコツ Part4
もっと上手にミキシングができるようになりたいけど、どうすればいいの?
今回はこのようなお悩みにお答えする内容です。
今回はPart4として、10~12個目のコツをご紹介します。
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どれも今から実践できる内容ですので、ぜひお試しください!
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ミックスのコツ10: 音がよければ、それでいい
「音がよく聞こえるなら、それはその音が”よい音”だということ」
これは、僕(Dylan本人)の先生が教えてくれたことです。
「これはこのルールに沿ってないからダメだ…」「コンプではAttack Timeはこれぐらいにしなきゃいけない」など、今まで学んだルールに固執する必要はありません。
そのサウンドがいいと思えるなら、仮にコンプのゲインリダクションがものすごく大きてもいいのです。
「音がよければ、それでいい」と思えると、「これで合っているだろうか…?」などと考える時間が減って時間の節約にもなり、自信もつきます。
ミックスのコツ11:ボリュームのオートメーションは”書かなくてもいい”
ボリュームのオートメーションを書くことは、非常に重要です。
…とは言え、全てのトラックに対してこれをやっていると、ものすごく時間がかかります。
オートメーショントラックを開いて、マウスをポチポチしながらオートメーションの線にポイントを作って、線やポイントを上げ下げして…の繰り返しです。
そのためオートメーションを「書く」という行為は、省けるなら省いてしまいましょう。
マーキーツールを使おう
DAWによって名前は異なりますが、「マーキーツール」を使うと、特定のリージョンやパーツに対し、ボリュームを上げ下げする手間が省けます。
たとえばLogic Proなら、マーキーツールで選択したあと、オートメーションの線を上げ下げするだけで、オートメーションの線にポイントを作らなくても、選択した部分だけオートメーションを上げ下げできます。
マーキーツールの使用例(24:45~)
マーキーツールはオートメーションの他にも使える
マーキーツールは、オートメーション以外にも使えるツールです。
たとえば、リージョンをカットするときなどにも使えます。
1つのツールを覚えるだけで他のさまざまなシーンにも役立ちますので、このようなツールや方法があればぜひトライしてみましょう。
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ミックスのコツ12:ショートカットを覚えよう
素晴らしいミキシングエンジニアは「ミキシングは時間との戦いだ」と話しています。
時間がかかればかかるほど、耳は疲れ、脳は正確な判断ができなくなっていき(この「決断疲れ」については、Part3で解説しています)、同じ曲を何度も聞くことになるので、ミュージシャンとしてのクリエイティビティも失われていきます。
つまり、ミキシングはできる限り早く終わらせることが重要になります。
何も、「ミックスは20分で終わらせろ!」と言っているのではありません。
ただ、「時間がかかればかかるほど、曲のクオリティは失われていく」ということは覚えておきましょう。
DTMではショートカットを覚えて時短しよう
ここで重要になるのが、より効率よくDAWを使うということです。
一番効果的なのは、ショートカットコマンドを覚えて、作業にかかる時間を減らすことです。
僕(Dylan本人)は、今でも新しいショートカットを学び続けています。
最低限、「保存」「コピー」「削除」「スプリット」「オートメーションを開く」「録音」「新規トラックを追加」「再生箇所を移動する」などのベーシックなものは覚えておきましょう。
最初は調べる必要があるかもしれませんが、使い続けていれば指が覚えていきます。
他にも、いつも行う作業で「少し面倒だな」と思うことがあったら、それをショートカットにできないか、考えてみたり調べてみましょう。
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